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2020-01-25

楽しく学んだ!|博多BARIMEN(バリメン)揚げて味付け体験ワークショップレポート


博多BARIMEN(バリメン)をご存知ですか?

こんにちは。突然ですがみなさんは、最近福岡県で人気のお土産「博多BARIMEN」をご存知ですか?

こちらは福岡県糸島市のメンマメーカー「株式会社タケマン」さんが作られている、糸島産メンマを使用した国内初のメンマスナックです。

放置された竹林が大雨などで地滑りを起こし民家に流れ込んだ、などの問題はニュースなどでよく耳にしますが、糸島市でも放置竹林が問題になっています。

そのような中「博多BARIMEN」は、大きくなる前の竹を原材料として製造されています。育って大きくなった竹を伐採するよりも収穫に力がいらないことから竹林整備の作業効率を上げられる一面があります。

メンマ収穫の様子。2mほどの高さがあっても、簡単に切り倒すことができます

そして、竹が原材料の「博多BARIMEN」がみなさんに購入・消費されればされるほど竹の収穫量が増えることから、将来的には糸島市の放置竹林問題の解決に繋がっていく、大きな可能性を秘めた商品なのです!

博多BARIMEN(バリメン)を通じて、竹林問題を知ろう

そこで今回開催したワークショップです。

「博多BARIMEN」の商品と糸島市の放置竹林問題を知ってもらい、原材料である竹が多く集まり、商品化が進む取り組みができないか考えるという新しい取り組みです。

農作業を支援する援農ボランティアの方、森林の保全や林業に関わっている森林組合の方、商品を販売している博多大丸の方、商品開発・販路開拓を一緒にしている博多女子高校生など、総勢28名がこのワークショップに参加しました。

それでは、当日の様子をレポートしていきます。

博多BARIMEN(バリメン)|1日ワークショップレポート

1、博多女子高校生のプレゼンテーション

上記に記載した「博多BARIMEN」の取り組みは、「糸島市マーケティングモデル推進事業」第3弾として、 株式会社タケマン、 博多女子高校、 糸島市、糸島市食品産業クラスタ―協議会、株式会社アジアン・マーケットの産学官民で連携して行っています。

これまでも「商業高校オリンピック」などの大会で取り組みを発表し、全国大会に出場したり、数々の賞を獲得したりしている彼女たちによるプレゼンテーション。

「博多BARIMEN」のこと、糸島市の竹林問題のこと…これまで存在を知らなかった方々へ、分かりやすく全体像を伝えてくれました。

参加者のみなさんも真剣に聞き入っていました

2、博多BARIMEN(バリメン)味付体験

カラリと揚がったプレーンメンマに好みの味をつけるワークショップ

現在発売中の「博多BARIMEN」は、ブラックペッパー味とチリペッパー味の2種類。これらもおいしいですが、自分たちで好きな味付にしてみたら楽しいということで、

好みの調味料を持参してもらい、オリジナル「博多BARIMEN」の制作をしてもらいました。みなさん、かなりいい笑顔で楽しまれています!

調味料を袋に入れて…振ります
沢山の味が続々と
ほうれんそうとオクラのシーズニング。援農ボランティアのみなさんが持参されていました
甘い和三盆味は博多女子高生のアイディア。従来とは違う味です

また、「博多BARIMEN」の味付けワークショップを通して、乾燥メンマを初めて目の当たりにしたり、製造方法を詳しく知った参加者のみなさん。

糸島産メンマや「博多BARIMEN」への興味が深まった様子でした。

3、グループワーク|竹林問題解決へのディスカッション

最後は、楽しく学ぶから一転、みなさん真剣な表情に。

「株式会社タケマン」の吉野さんから、実は…原材料である竹を収穫するために人手が不足しており、みなさんで何か良いアイディアがあったら教えて欲しいですと言われました。

商品を欲しいというニーズはあるけれど、原材料が不足しているという切実な問題です。

商品が売れることで放置竹林が減ることはわかっているのですが、どうしたら良いのかグループに分かれてディスカッションを行い、アイディアを発表しました。

原材料である竹の収穫量を増やすためには…各グループから以下のようなアイディアが出ました。

● 原材料を収穫する人材を増やすために

  • ボランティアでは限界があるので、アルバイト(有償)で短期的に労働力を集める。例えば…学校や大学との連携、援農グループとの連携をしてみてはどうかなどの。
  • また、竹林関係の仕事はきついのではないか、どんなことをするのかイメージが湧かないので、募集の時に仕事内容を具体的に示したり、体験作業をしていただき老若男女が参加しやすい状況を作る。

● 原材料の集積場所を増やす

  • 現在、原材料の処理が火山しかなく搬入しづらい環境なので、志摩、二丈、前原の山側に運びやすい環境を作る。

などなど…みなさんの発表から、立ち位置の違う団体のコラボレーションで新たな取り組みが生まれそうです。

今後、「博多BARIMEN」の原材料である竹がたくさん収穫でき、商品が製造、販売できたら良いですね。

◆糸島市の竹林問題の今後の課題とは?詳細はこちらの記事でご紹介しています>>(※記事準備中。間もなくオープン)

あなたも、博多BARIMEN(バリメン)を知ることで、応援してみませんか?

「博多BARIMEN」1日ワークショップの様子をレポートしました。

参加してくださったみなさん、お疲れ様でした

どうですか?みなさんも少し「博多BARIMEN」や糸島市の放置竹林問題に興味を持っていただけたでしょうか。

もし「実際に食べてみたい!」「もっと知りたい!」という方は、ぜひ一度お手に取られるところから始めてみてくださいね。本記事の最後に、実際に購入できる場所もご紹介しています。

赤と黒のパッケージが目印です

以上!博多BARIMEN(バリメン)1日ワークショップレポートでした。

博多BARIMEN(バリメン)を実際に購入できる場所

販売店舗

  • CoCo9九州マルシェ(福岡市中央区 天神イムズ4階「紀伊国屋書店」内)
  • 株式会社やますえ(糸島市多久)
  • 大丸福岡天神店 本館B2(福岡市中央区天神1-4-1)
  • 福岡空港国内線の2階 大丸エアポートショップ

※商品が品薄のことがあるため、入荷されているかご確認をお願い致します。

インターネット通販

博多BARIMEN(バリメン)|これまでの取り組み


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