福岡・田川お土産|藤川椎茸園-人気原木栽培しいたけの秘密を取材!
福岡・田川のお土産・贈答品に。長年愛される藤川椎茸園、原木栽培しいたけの美味しさ。
日頃お世話になっている方に、人とはちょっと違う、こだわりの福岡オススメのお土産・贈答品をご紹介!
贈られた方が喜ばれる、予算1,000円~5,000円のこだわりの品です
何世代にも渡りノウハウを受け継ぎ、栽培される藤川椎茸園のしいたけとは?
(「藤川椎茸園」5代目の藤川徹さん)
5世代に渡って椎茸の収穫・栽培を続けてこられた藤川さん一家。その歴史は、既に100年を越えています。
現在のように椎茸を人工栽培する前…。
それは、風に乗って飛んできた椎茸の菌が木にたまたま付着し、椎茸が自然発生するのを待つ…といったような、いわば収穫することそのものがかなり貴重な時代から、藤川家は椎茸づくりに携わってきました。
今回は、何世代にも渡ってリピートしてくださるお客様がいらっしゃるという、「藤川椎茸園」のしいたけのおいしさの秘訣をお伝えしたいと思います!
【藤川椎茸園】のしいたけが福岡土産・贈答品にも喜ばれるほど美味しい理由
【理由①】手間ひまのかかる「原木栽培」を採用
クヌギの木を1mほどにカットし、木にドリルで穴を開けてから、しいたけ菌の付いた種こまを植え付けます。
(しいたけ菌の付着した種こま)
(種こまを穴に打ち込んであります)
椎茸菌はデリケートなため、林やハウス内などより自然に近い、環境に適した形で管理育成します。
菌を植える原木を育てるのに、まず20年、種こまを打ち込んで実際に収穫出来るようになるのには更に2年の月日がかかる、手間ひまのかかる原木椎茸の栽培方法…。
原木栽培で生産された椎茸は、より自然に近い形で栽培されることから、風味や香り、肉厚さに優れているんです。
「藤川椎茸園」では、あえて、この手間のかかる原木栽培で椎茸を生産しています。
【理由②】椎茸を育てるための原木に「クヌギ」の木を使用
しいたけ栽培に使用される原木は「ナラ」や「クヌギ」、「アベマキ」などありますが、「藤川椎茸園」では「クヌギ」の木を使用しています。
「クヌギ」の特徴は、その木の皮の厚さ。
椎茸が出てくる際に、グッ…と木の皮を突き破る力がいることから、肉厚で歯ごたえの良い椎茸が出来るのだそうです。
【理由③】英彦山(ひこさん)の麓で椎茸栽培
「藤川椎茸園」は、福岡県の添田町・英彦山(ひこさん)の麓にその栽培所を構えています。
九州の温暖多雨な気候に加え、英彦山の雄大な自然に育まれるからこそ、おいしい椎茸が出来るのだそう。
ちなみに日本の椎茸の名産地・大分県は英彦山を挟んで反対側。
いかにこの土地が椎茸栽培に優れているのか、分かる気がしますよね。
【理由④】安心・安全の無農薬栽培を貫く
「藤川椎茸園」のしいたけは、原木のクヌギを育てる所から、椎茸の成育過程、乾燥まで、全てにおいて無農薬。
安心・安全なのはモチロン、栄養やおいしさも自然のままだからおいしいんです。
【理由⑤】代々伝わる椎茸栽培の秘訣
藤川椎茸園のみが行っているという、おいしさの核となる秘伝の技を、4代目:藤川剛さんが教えてくださいました。
…ちなみに詳細は、企業秘密だそうです。笑
実は取材陣はコッソリ聞いてしまいましたが、何世代にも渡って椎茸栽培をしてきた知恵や経験があるからこその、その方法でした。この秘訣が、椎茸をよりおいしくするんですね…!
【おまけの知恵袋】おいしい椎茸の見分け方
冬の寒さに耐え、ゆっくり時間をかけて育った乾燥椎茸を、冬茹(どんこ)といいます。
椎茸の中でも、その旨み・香り・食感等は、冬茹(どんこ)椎茸が一番。
さて…藤川さんに教えていただいた良い椎茸の特徴は、笠が開かずに、内側に丸みを帯びているものだそうですが、
では、藤川椎茸園の冬茹(どんこ)椎茸は…?写真をご覧いただけば一目瞭然ですね!
「藤川さんの所の椎茸なら食べられるわ」
椎茸嫌いの方から「藤川さん家で育てられたしいたけなら食べられます!」と言われることも多いそうなんです。
小学校の給食にも椎茸を出荷しているという藤川さんは、
「椎茸が苦手な方って多いですよね。給食で食べてもらえば、小さい頃からちゃんとした椎茸の味を分かってもらえますから。」
と、その椎茸本来のおいしさを知って貰うために、食育にも力を入れていらっしゃるそうです。
だから、「藤川椎茸園」の干し椎茸を福岡のお土産・贈答品に選ぶと喜ばれます
しいたけを贈ると喜ばれる方は多いですが(うちの母もそうでした。)、
「藤川椎茸園」のしいたけなら、よりいっそう喜んでいただけることと思います♪
だから、「藤川椎茸園」の干し椎茸を、福岡のお土産・贈答品に選んでください!
【記者から一言】
取材を受けてくださった4代目の剛さんとご夫人、5代目の徹さん。
親子で受け継がれていく椎茸栽培の知識や、感覚。
そしてしいたけ栽培への情熱や自信を、おっとりとした口調や柔らかい雰囲気の中からも、感じることが出来た取材でした。
■Information■
「藤川椎茸園」
〒824-0723
福岡県田川郡添田町大字桝田432
TEL/FAX:0947-82-1270
HP:http://www.fujikawa-shiitakeen.com/