紅乙女酒造|世界初のごま焼酎を製造!乙女心をくすぐる田主丸の酒造
お酒好き、可愛いもの好きに!福岡県久留米市田主丸町にある紅乙女酒造の「ごま焼酎」がおすすめです
- たくさんは飲まないけど、おいしいお酒が好き
- かわいいものやおしゃれなものが大好き
そんな方には「紅乙女酒造」さんの「紅乙女」をはじめとする、「ごま焼酎」がおすすめです!
豊かな自然と歴史、フルーツの街として知られる福岡県久留米市田主丸町。お酒造りに適したこの町で、世界で初めて「ごま焼酎」を製造したのが「紅乙女酒造」さんです。
「香りのよい上品な焼酎を作りたい」という思いから生まれたごま焼酎を飲むと「本当にごまの香り!」と、今まで感じたことない風味にびっくりするかもしれません。
今回は、「紅乙女酒造」さんの魅力と、「紅乙女」をはじめとする4種類のお酒をご紹介します!
紅乙女酒造|ごま焼酎
「紅乙女酒造」さんは昭和53年創業の、比較的新しい酒造。中でも赤いパッケージが目を惹く「紅乙女」は代表的なお酒です。
一般的な焼酎の製造過程と違うのは、焼酎製造の1次工程でゴマを使ったもろみで仕込むこと。香り高い「ごま焼酎」が完成します。
また、下記の写真を見てあることに気づきませんか??
そう…本来は「焼酎」という字を使いますが、「紅乙女酒造」さんでは「祥酎」と当て字されているんです。
「祥」は喜びやおめでたさを表す漢字。「幸せを運ぶお酒でありたい」との願い を込めて、焼酎ではなく”祥”酎と呼んでいるそうです。
お祝いギフトにもピッタリの縁起の良さですね♪
志村けんさんも飲んだごま焼酎
「紅乙女酒造」さんのごま焼酎は、あの志村けんさんも飲んだそう。お酒好きで有名な方に選ばれるおいしさなんですね。
じっくりと手間ひまをかけて作られた「ごま焼酎」は、一度飲んだらその香り高さに虜になってしまう事でしょう♪
紅乙女酒造|小栁 浩嗣さん
今回お話を伺ったのは、「紅乙女酒造」営業企画室 室長:小柳 浩嗣さん。
「紅乙女酒造創業者:林田春野が『誰もが憧れる洋酒に負けない、香り高い酒を造る』ことを目指し、ごまを使った焼酎にたどり着きました。林田は、リュックにごま焼酎を詰め込み、1人きりで東京まで営業に行ったりもしていたそうです。
『良いお酒を作るには良い場所づくりから』と、工場内のいたるところにステンドグラスを施したりもしています。
様々なことに挑戦した林田春野は、当時『風雅人(変わり者)』と呼ばれていたそうです」
と、小栁さんは教えてくださいました。
「林田春野が世界で初めて生み出したごま焼酎。もっとごま焼酎を知ってたくさんの方に飲んでいただきたいです。
そして、地元・田主丸の素材を活かしたものづくりで地域に貢献していきたいです」
と語られる姿は、創業者:林田春野さんから続く「紅乙女酒造」さんの志を大切にしながらも、新しいことに挑戦していく姿勢を感じることができました。
紅乙女酒造||焼酎のおいしさと施設の魅力
原料は田主丸町を中心とした地元のもの
お酒造りの命ともいわれるのは水!水の質がお酒の出来を左右します。
耳納連山からの伏流水が湧き出る田主丸町。この水はまろやかでおいしく、とにかく質が良いんです。
この水は、久留米藩の有馬公がとても気に入り、久留米城まで水を引くと言い出した伝説があるほどの名水。地元の方が水を取られまいと「ここの水はエグ水です」と嘘をついたという逸話があります。
また、水以外の原料も田主丸町や隣町のものを使用するなど、地元の味を大切にされています。
長寿蔵|酒造が映えスポットに!?
麦焼酎を中心に(一部ごま焼酎)、「フレンチオーク(樫)」という木で作られた樽に貯蔵するのも「紅乙女酒造」さんの特徴です。
木樽が並ぶ「長寿蔵」は雰囲気がとっても素敵!
このフレンチオークの樽は、ブランデーやワインの製造に使うのが一般的。あえて焼酎に使っているのは、世界的にも高い評価を得ているブランデーやワインのような価値あるお酒が作りたい!という創業者:林田春野さんの思いからだそうです。
酒造というと、「昔ながらで少し近寄りがたい…」というイメージがある方も多いのではないでしょうか。
ですが「紅乙女酒造」さんの「長寿蔵」は、これが酒造なの?とびっくりするほど、おしゃれな内観♪
まるで美術館のようなステンドグラスを施し、女性でも楽しみやすい空間になっています。
最近は「映え写真が撮れる!」と酒蔵内で写真撮影をしていく若い女性が多いんですって。
いいものを作るためには、建物や内装も美しくなければいけないという思いが随所に詰まっているんです。
紅乙女酒造|ごま焼酎を含む人気の焼酎銘柄4種をご紹介♪
「紅乙女酒造」さんには「ごま焼酎」をはじめとするおいしいお酒がたくさん♪私たちが厳選したおすすめの銘柄4つをご紹介します。
紅乙女 STANDARD
「紅乙女酒造」さんと言えばコレ!というのがこの「紅乙女 STANDARD」。
ごまを10%以上配合し、ごまの香りと柔らかな旨みがおいしい「ごま焼酎」。
様々な受賞歴もあるんですよ!
さわやかですっきりした口当たりで、ロックやソーダ割、水割りで飲むのがおすすめです。そうめんや和食など、クセのない料理ともよく合います。
イラストレーター・江口寿史さんとのコラボラベル
「紅乙女酒造」さんといえば、イラストレーター・江口寿史さんとのコラボラベルの「紅乙女」を展開するなども話題になっています。これは若い世代や女性など、これまでごま焼酎に親しみのなかった方へもっと知ってもらうための活動の一環なんです。
とにかくかわいい~!ギフトにも人気だそうですよ。
通常時から2種類のラベル展開をしているので、お好みに合わせて選んでみてくださいね♪
紅乙女 ゴールド
ごまを20%以上配合、芳醇なごまの香りが特徴の焼酎。海外のホテルなどでも取り扱いのあるお酒です。
アルコール度数は38度と少し高め。そのため冷凍庫で凍らせても、完全には凍らないんです!
トロ~っとした状態で飲むのが本当においしい!凍らせるととっても飲みやすくなるので、飲みすぎには注意してくださいね♪笑
十八番 梅酒
定番の「ごま焼酎」に梅を漬けこんだ、ふわ~っとごまの香りが香る珍しい梅酒です。品評会でも2位を獲得した実力を持つお酒。
すっきりとした飲み心地は、梅酒が好きな人にも大人気なんだそうですよ!
ロックで飲むのがおすすめ。
ひとりで黄昏たい時にぴったりな、濃厚でオトナな味わいです。
河童九千坊
田主丸町に残る河童伝説を由来としたユニークなシリーズの焼酎。パッケージの河童がとってもかわいいですよね♪
地元の素材を原料としており、麦・芋・米の3種類があります。田主丸町のご旅行のお土産として、お相手の方のお好みに合わせて選んでみてくださいね♪
ぜひ行ってほしい!紅乙女酒造内の施設もご紹介します。
「紅乙女酒造」さんの敷地内には、行きたくなる施設がたくさん♪
酒造見学と共に、ぜひ行ってみてくださいね!
アランビック蒸留器
焼酎を蒸留するための機械を展示しています。
まるで魔法のランプみたいで、レトロでかわいらしいですよね!
かわいらしい外観から展示物のように思えますが、しっかりと稼働していて、この蒸留器で作られた焼酎も販売されているんですよ。
フランスから輸入されたこの蒸留器は、海外から部品を取り寄せたり調整をしたりしながら、常に稼働できるように保たれています。
水縄茶寮(みのうさりょう)
敷地内にある、風情豊かなお食事処の「水縄茶寮」さん。
いろりがあるきれいな古民家で、この建物は安土桃山時代の建物を移築してきたんだそう。
お野菜やおうどんなど、地元の新鮮な素材をふんだんに使ったお料理がいただけます♪
土・日は、敷地内にある「おとうふ屋 凛」さんのお豆腐付きの御膳もあります(平日は要予約)。
お食事に合ったお酒も楽しめるので、ぜひちょっと特別な日の外食としていってみてくださいね!
紅乙女酒造のごま焼酎を実際に飲んでみて♪
しっかりとごまの風味を感じる焼酎は、今までに味わったことのないおいしさで感動♪
食事のお供としても◎ですが、お酒をしっかり楽しみたい時に最適だなと思いました!
あまりのおいしさに、ついつい購入してしまい毎晩飲んでいます♪
量は飲めないけどお酒が好きな方や、かわいいもの、素敵なものが好き!という方には特に「紅乙女酒造」さんの「紅乙女」をはじめとする、お酒がおすすめです。
お酒造りに適した環境の田主丸町で、世界で初めて作られた「ごま焼酎」。
きっと今までに感じたことのない味わいに、感動すること間違いなし!ギフトやお土産としても喜ばれています。
そして、敷地内の酒蔵・機械見学やランチなども一緒に楽しまれてくださいね♪
【紅乙女酒造】インフォメーション
【総務・工場】
住所:〒839-1213 福岡県久留米市田主丸町益生田214-2
TEL: 0943-72-3939 (代)
FAX: 0943-73-0187
【耳納蒸留所】
住所:〒839-1213 福岡県久留米市田主丸町益生田270-2
TEL :0943-72-1050
FAX :0943-73-1835
【アクセス】
- 大分道『甘木IC』『朝倉IC』から車で30分
- JR『田主丸駅』から車で5分
- 西鉄バス停『益永』から徒歩10分 ※土日祝は耳納蒸留所内、西鉄バス停『紅乙女酒造(耳納蒸留所)』までバスが運行致します
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