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2021-07-21

ベジタブルデイズ|ムクナ豆で新しい農業スタイルを目指して


みなさん、ムクナ豆って知っていますか?
「聞いたことがない!」という方が多いのではないでしょうか。

ムクナ豆は3~18mまで成長するマメ科の植物で、自生力と同じ株の蔓同士が交差し成長することから、”ジャックと豆の木”のモデルになった豆だそうです。
日本では「八升豆」と呼ばれることが多く、江戸時代頃まで食料として栽培されていました。

そのムクナ豆の栽培で様々な取り組みに挑戦してるのが福岡県の「ベジタブルデイズ」さんです。

今回はあまり知られていないムクナ豆についてと「ベジタブルデイズ」さんが行う取り組みとともに、ムクナ豆を使用した「ムクナパウダー」「ムクナティー」「ムクナコーヒー」をご紹介します。

1分動画でわかりやすくご紹介♪

ベジタブルデイズの活動と取り組み

新規就農者や個人農家さんをサポートする「援農プロジェクト」や、放棄竹林問題の解決を目指す「バンブープロジェクト」、食品ロスを減らすための「食品ロスをなくそうプロジェクト」など、様々な環境・社会問題に取り組まれている「ベジタブルデイズ」さん。

そんな「ベジタブルデイズ」さんが福岡県大刀洗町で取り組まれているのが「ムクナ豆栽培普及プロジェクト」です。

ムクナ豆です。見たことありますか??

あるときチームメンバーが「ムクナ豆という豆があるらしいよ」とおっしゃったのがきっかけで、耕作放棄地を開墾することろから活動を開始されました。

試行錯誤しながら活動を続けて今年で6年目。

未利用ハウス骨組みを使ってムクナ豆のテスト栽培
ムクナ豆の花

ムクナ豆の栽培の取り組みを続ければ続けるほど、農業の現場が抱える問題も見え始め、ムクナ豆の普及が問題解決に繋がる部分もあるのではないかと考えはじめました。

ムクナ豆栽培の試行錯誤から

2021年5月、育ち始めたムクナ豆の苗

今はなじみのない「ムクナ豆」ですが、戦前は一般的に育てられていた地域もあったそうです。しかし、大豆の生産が全国で広がり、だんだんと衰退していきました。

そのため育てるための情報が少なく、育て方を確立するのが困難でとにかく試行錯誤した6年間だったそうです。

育て始めてわかったのはとにかく自生力が強いこと。
ツル科の植物なのでツルを巻きながら育つのですが、竹でもハウスの骨組みでも倒してしまう強さ…
骨組みも試行錯誤してきました。

他にも水をあげすぎたら腐ってしまったり、想像以上に繁殖してしまったり…「ムクナ豆とはどういうものか」

これを理解することがとにかく難しく、6年間苦労されました。

ムクナ豆で農業の新しい形を目指して

6年かけて見つけ出したムクナ豆のメリットを生かし、2021年から福岡県大刀洗町でスタートしたのが、「ムクナ豆栽培普及プロジェクト」。

このプロジェクトではムクナ豆栽培で新規就農希望者やベテラン農業者のバックアップにも繋がっています。

育て方を確立するのに苦労したムクナ豆ですが、お手入れに関しては意外と手間がかからずに、放置していても自力で育ってくれるという一面も!さらには一般的な農園のように広々とした場所は必要なく、小さな範囲から育てられるんです。

新規就農の方でも始めやすい植物ですし、高齢者や農業をリタイアした方、副業として農業をしてみたいという方にもぴったり!

農業のお手伝いがしたいと連絡があった若手メンバーも

また、ムクナ豆は自生力が強いため農薬や肥料を使う必要がなく、そこにかかるコスト、労力も省くことができます。

高齢の方は農家としての活動を続けられることで、収入を得ることができる…
副収入を得るために、本業の傍ら育てることができる…

2021年、大きく育ちだしました

ムクナ豆を育てる農業には「農家さんの副業としての新たな収入」や「少しづつでも農業に関わりたい人」、そして、「耕作放棄地の利用」なども考えながら問題解決に導く「新しい農業の形」のひとつになる可能性を感じます。

ベジタブルデイズ|福岡 裕美さん

今回お話を伺ったのは「ベジタブルデイズ」代表の福岡さん。
子育て、主婦をしながら、農業の現場で常に活動してるからこそ、ムクナ豆の普及を通して耕作放棄地などの問題解決へも繋がっていくのではないかと考えられています。

まずはムクナ豆の需要を作り出すことが重要。

「ニーズの開拓と販路を広げて、栽培してくれる方を増やしたい。プロジェクトに賛同してくれる方がいたら、ぜひ一緒に活動してほしいです!」と、福岡さん。

福岡さんたちの熱い気持ちが、新しい農業の形につながるかもと思うと楽しみです。「ベジタブルデイズ」さんの活動から目が離せません。

「ベジタブルデイズ」さんの取り組みに関心がある方はぜひお問い合わせください。

ムクナ豆ってこんなにすごい!おすすめ商品も紹介します

ムクナ豆には「L-ドーパ」という、体の中でドーパミンに変わる成分が含まれています。

やる気や集中力アップや体力回復など、いわゆる「元気になれる」ような期待ができるほか、パーキンソン病やうつ病などの精神疾患を持つ方にも使われているようですね。

現在は、福岡と熊本の2か所で栽培がおこなわれているムクナ豆。
自生力が強いため、農薬や肥料を使う必要がなく無農薬栽培ができることも大きな特徴です。

もちろん、「ベジタブルデイズ」さんも自社農園での無農薬栽培をされています!口に入れるものだから、健康志向の方や成分を気にされる方にはぴったりです。

「ベジタブルデイズ」さんでは「ムクナデイズ」というブランドを発足。ムクナ豆を生活に手軽に取り入れられるように、加工品としての販売も始められています。

雑貨屋さんやカフェで見かけるようなおしゃれなパッケージで、とってもかわいい!幅広い年齢層の方が手に取りやすいデザインですよね!

新しいものが好きな方やおしゃれなものか好きな方への、ギフトとしてもおすすめです。

ムクナパウダー

ムクナ豆を焙煎して粉末にした「ムクナパウダー」。

きな粉のような見た目で、飲み物やお食事に混ぜて使えます。
豆乳やお砂糖と混ぜたり、ヨーグルトにかけたり、麦茶に混ぜてもとってもおいしいですよ!

日々の生活に手軽に取り入れられるのが嬉しいですね。

ムクナティー

ティーパックタイプのムクナティー。お湯で煮出してお召し上がりください!
クセも強くなく、麦茶のような味わいでとっても飲みやすいです!

いつものお茶代わりに取り入れても◎
冷やしてもおいしいですよ~!

ムクナコーヒー

ムクナ豆を焙煎したムクナコーヒー。ノンカフェインなのが嬉しいですね!
ドリップタイプなので、いつものコーヒーの代わりにどうぞ!
時間をおいて煮出していくのがおすすめです。

おいしく取り入れながら、環境問題や社会問題に貢献できるのはとても嬉しい!

ぜひ、ムクナ豆を使った加工品を味わいながら、「ベジタブルデイズ」さんの取り組みにも関心を持っていただけたら嬉しいです。

ムクナ豆のお取り寄せ

ムクナ豆の加工商品「 ムクナパウダー」 「 ムクナティー 」「 ムクナコーヒー 」のご購入はこちらです。

■ムクナデイズ 公式サイト>>>

【ベジタブルデイズ】インフォメーション

 Vegetable Days(ベジタブルデイズ)
【ブランド名】Mucuna Days (ムクナデイズ)
住所:〒814-0153
   福岡県福岡市城南区樋井川2丁目12-22-101
メール:info@vegetable-days.com


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