2020-10-16

おしゃれなブランドのエコバッグ｜丈夫で洗えるから長く使える♪小倉織『小倉縞縞』

レジ袋が有料になって、エコバッグを探している方も多いのではないでしょうか？どうせなら、お買い物が楽しくなるようなバッグで、何年も使えるような丈夫な作りのものがいいと思いませんか？

今回紹介するのは、福岡県北九州市小倉の「小倉縞縞」という小倉織ブランドのエコバッグです。そして「小倉縞々」で作られている商品はエコバッグだけではなく、ネクタイやマスク、ワイヤレスチャージャーなどアイテムは様々。

小倉織という縞柄の織物を使ったこれらの商品は、たくさんの経糸（たていと）を使った高密度の美しい柄の布地で、繰り返し洗濯できて何年も使えるのに手触りはとっても滑らかという優れもの。

そんな小倉織を使った商品たちを紹介していきます♪

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小倉織ブランド「小倉縞縞」とは

実は「小倉織」は江戸時代初期に武士の帯や袴として広く知られており、一度は全国的に広まり日本中で使用されていました。明治以降は男子の学生服にも使用され「制服生地なら丈夫な小倉織」という定番でもあったのです。

学生服に使われていた生地「霜降（しもふり）」。お肉の「霜降」は、もともとこういった織物の柄のことを指していたそうです！

1番栄えていた頃の製造元はなんと福岡県の小倉地域だけで約200社も。しかし、戦時下の不況や、全国に広がりすぎた故に劣化したコピー品が出回り人気が低下したことで、衰退し途絶えてしまいました。

そんな小倉織を復活させ、現代の生活の中でも使ってもらえるような商品を作ろうと奮闘しているのが小倉織ブランド「小倉縞縞」です。

小倉織縞縞｜渡部英子さん

今回お話を聞いたのは「株式会社小倉縞縞」代表取締役の渡部英子さん。

もともとは、英子さんのお姉さんである染織家：築城則子さんが、この小倉織に魅せられて手織りで復元したことがはじまりでした。

ただ手織りだとどうしても数が限られて高級品になってしまいます。もっとたくさんの人に日常的に使ってほしいという思いから、機械織で量産を目指し、小倉織のブランドとして「小倉縞縞」立ち上げることになりました。

古くから使われているものだけど、現代にもマッチするようなデザインである小倉織の魅力に、英子さん自身もトリコになってしまったそう。

そんな小倉織を、世界に通じるテキスタイルブランドとして広めていくことを目標に、たくさんの取り組みをしているパワフルな会社です！

「小倉縞縞」の小倉織で作られたエコバッグがおすすめの理由

小倉織の最大の特徴は経糸（たていと）の本数が緯糸（よこいと）の3倍の数で織られている事です。

これはまだ緯糸を通していない経糸だけの状態。すでに綺麗な柄がはっきり見えるほど、たくさんの経糸を使用しています

そんな織り方の小倉織だからこそ生まれる柄の美しさや、特長をご紹介します♪

若干高級なイメージがあるかもしれませんが、これからご紹介する良さを考えればきっと「お値段以上」のお買い物になりますよ！

他の布製品にはない縞模様

たくさんの経糸で織られた小倉織は、1本1本の糸の色も微妙に異なります。だから、よく見ると細かいグラデーションがたくさんあるんです。

パッとみたときに思わず見入ってしまうこのグラデーションは、最新型の機械によりデザインデータを忠実に再現することで可能になります。何千本もの糸がデザイン通りに正しく並べられることで美しい縞模様が浮かび上がるのです。しかし、機械へのセッティングや糸が切れた時の対応などは人の手でしっかり手間をかけて作っているんです。