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2021-10-17

萩原オリーブ|石垣とオリーブの久留米市草野町矢作。新発想のご飯のお供


福岡県久留米市草野町矢作|石垣とオリーブの風景を訪ねて見つけた新発想のご飯のお供って?

福岡の魅力発信サイト「もっと福岡」の今回の取材では、福岡県久留米市草野町矢作(やはぎ)の「萩原オリーブ園」へと伺いました。

1歩、敷地内に足を踏み入れると、耳納連山(みのうれんざん)のふもとで、日の光を受け輝くオリーブの葉で満たされているとても美しい空間が広がっていました。

  • 「最近自分を甘やかす時間がないなあ・・」
  • 「自分の癒しの時間ってなんだろう・・」

そんなお悩みをお持ちの方、必見の記事になっています!ぜひ最後までご覧ください。

萩原オリーブのこと|久留米市草野町矢作

今回ご紹介する「萩原オリーブ」さんは、風情豊かな石垣作りの町並みが残る、久留米市草野町矢作にあります。

お話を伺った「萩原オリーブ」代表:萩原浩三さんは、もともと世界を飛び回る商社マンだった方!

しかしある時、大病を患ったことをきっかけに、改めて自分の人生を見つめ直すことになりました。

「自分の本当にやりたいことはなにか・・・」

そこで見つけた答えは「地に足をつけた仕事がしたい」だったそうです。

その思いの原点は、商社マン時代に出張で訪れた「イタリア」。イタリアの田舎で出会った丁寧な暮らしや、質の高い生活をしている人々に魅了されたそう。

「大金持ちではなくても、自然が暮らしに溶け込んでいる豊かな生活」

そんな生活を営むみなさんのお庭には、いつもオリーブの木がありました。

自分もこんな生活をしたい・・。当時の記憶が強く蘇ったそうです。

そんな理由から、萩原さんは前職を退職された後、2012年よりオリーブの作付けを開始し、オリーブの生産者となったのでした。

萩原さんから見たオリーブの魅力

萩原さん曰く、オリーブには人を惹きつける魅力がたくさんあるそう。

  • 景観力
  • 薬効
  • 記憶に残る爽やかな香り
  • 実だけでなく、葉、枝すべてにおいて捨てるところがない

オリーブって実を食べられるだけじゃないんだ!私も初めて知りました。

葉はお茶にしたり、枝は工芸品や灰にして渋抜きに使ったりなどできるそう。知らなかった新しい使い方をたくさん教えていただきました。

萩原オリーブ|ご飯のお供になるオリーブ加工品

突然ですが、みなさんはオリーブといえばどんな商品を想像しますか?

オリーブオイル?ピクルス?一般的にはこの辺りが思い浮かぶかもしれません。

「萩原オリーブ」さんは、畑でオリーブを生産するだけではなく、たくさんのオリーブ加工品を自社で製造しています。

てんさい糖で煮詰めた「オリーブグラッセ」はシャリシャリとした食感が楽しい身体に優しいおやつ

中でも、今回私たちが萩原オリーブさんの商品でピックアップしたのはこの2商品!

「切干大根とオリーブのハリハリ漬け」「オリーブと山椒の佃煮」です。

・・・え?どういうこと? と、思われた方もいるかもしれませんね。

そうなんです。これ・・・白いご飯に乗せて食べるオリーブなんです!

おもしろいですよね♪ 早速、ご紹介したいと思います!

切り干し大根とオリーブのハリハリ漬け

「切干大根とオリーブのハリハリ漬け」を実食!!

柔らかいオリーブの実に、お醤油や昆布の旨みがしっかり染み込んでいます。

そして、切干大根のパリパリとした歯応えと、滑らかなオリーブの舌触り。食感も楽しいです!

オリーブと山椒の佃煮

お次は「オリーブと山椒の佃煮」も!

山椒の香りが鼻をすーっと通り抜けます。 この香りだけでご飯1杯はいけそう・・・笑 

オリーブの味のクセが苦手な方も、山椒が入っているから食べやすいかもしれません。

これは・・・ご飯はもちろん・・・お酒にも絶対に合います・・・!

「ん〜〜〜!おいしい!オリーブってこんなにもお醤油やご飯に合うんだ・・・!」

感動する記者です。笑

私にとって、驚きの発見でした!

オリーブ商品はお土産にもピッタリ!

2つともオリーブ独特のクリーミーさや旨みを活かした商品になっています。

私はどちらも大好きだったので、どちらか1つ!とは選べませんでしたが、あの人はこっちが好きかも!あの子はきっとこっち派だろうな〜!と、プレゼントすることを想像するのもワクワクして楽しかったです!

古民家を改装した直売所にて販売中です

ぜひみなさんも、どちらが好みか試してみてくださいね!

「切り干し大根とオリーブのハリハリ漬け」「オリーブと山椒の佃煮」のこだわり

1、作り手の顔が見えること

じつは今回ご紹介したオリーブの加工品は、全て萩原さんとご家族のみなさんの手作り!

そうなんです。パリパリ食感が楽しい「切り干し大根」も自ら切って、干して・・・と、手間ひまをかけてつくっているそう。

また、草野町の老人会や婦人会のみなさんが作られた野菜を使うなど、なるべく地元産の素材を選んでいます。

生産者や加工者の顔が見えるということは、私たちが食べる時の安心・安全に繋がりますよね。「おいしい」だけではないんですね・・・!

2、シンプルイズザベスト

今回紹介した「オリーブと山椒の佃煮」のレシピを教えていただいたのですが、材料は「オリーブの実」「山椒」「醤油」と、とてもシンプル!!

「素材の味」をどう活かすか?を追い求めて作られたひと品なんです。

実際に食べてみると、地元で作られているという山椒の香りが鼻から抜けるのが感じられて、新鮮なまま加工されていることが分かります。

これはファンが増えますね。(わたしのことです笑)

3、オリーブを日本の食卓にのせる

萩原さんは「日本の食」に合うオリーブ商品を長年にわたって考えてこられたそう。それは、食べる機会を増やすことでもっともっと、日本人にもオリーブに親しんで欲しいから。

そこでたどりついたのが「白ご飯」。そして、私たちにとって親しみ深い醤油や、山椒、昆布を使用することがアイディアとして生まれました。

「切り干し大根とオリーブのハリハリ漬け」と「オリーブと山椒の佃煮」は、萩原さんの思いやアイデアが詰まった商品なんです。

萩原オリーブさんのご飯のお供を1分でご紹介♪

萩原オリーブ|萩原さんの夢

「草野町矢作を『石垣』と『オリーブ』の街にしたい』」と、優しくもまっすぐな眼差しで答えていただきました。

草野町矢作には、石垣作りの町並みが残っています。その石垣の風景に、美しいオリーブ畑が溶け込んでいる・・・。

そんな心地よい風景を作り、わざわざ人が訪れてくる町にしたい。そして、農家としても土地に根付いていきたいと仰っていました。

また、国産オリーブは 、実を生産して販売する、オリーブオイルに加工して販売するのが一般的ですが、それだけでは国内では生計が立たないのが現状だと教えてくださいました。

量がたっぷり作れて質の良い海外産の実や、オリーブオイルを輸入する方がコストが小さく売り上げも上がる、というのが現状で、オリーブ農家をやめていく方も少なくないそうです。

萩原さんは「“国産オリーブの生産者”を続けるために、海外産のオリーブやオリーブオイルを輸入し、販売して収入を得ることも行っています」と仰っていました。

作り手の顔が見え、安心安全な国産オリーブの生産は大切な仕事。一方で、気候や土壌も違う海外産とは、味や質などの点で違いがあるそうです。

じつは今回ご紹介した「切り干し大根とオリーブのハリハリ漬け」と「オリーブと山椒の佃煮」には、海外産のオリーブの実をあえて使っています。

それは「海外産にしか出せないクリーミーさが、ご飯のお供として最適」だからだそう。

様々なオリーブオイルを見比べられたり、オリジナルの加工品を選べたり…萩原オリーブならではのラインナップがあるから楽しい!

それぞれの良さを知り、豊富な知識で品ぞろえを増やすことは、商品のおいしさを追求することやお客様の選択肢を増やすことにも繋がっていますね。

美しい風景とおいしいご飯のお供に会いに。石垣とオリーブの町を目指す草野町矢作を訪れてみては?

久留米市矢作には、石垣作りの風情ある街並みと、太陽の光を反射しながら風に揺れるオリーブ畑がありました。

そして「萩原オリーブ」は、日々の忙しい毎日にひと息つかせてくれる癒しの空間でした。

  • 「最近自分を甘やかす時間がないなあ・・」
  • 「自分の癒しの時間ってなんだろう・・」

そんなお悩みをお持ちの方、は、ぜひ草野町矢作を、そして「萩原オリーブ」をふらりと訪れてみてください。

そして丁寧に手作業で作られているおいしいオリーブのご飯のお供は、大切な方へのお土産に。

直売所の大きな窓からオリーブ畑をゆっくりと眺め、鳥のさえずりをBGMに萩原さんのオリーブ話を聞くのは、贅沢な癒しの時間ですよ。

萩原オリーブの商品購入はこちら

【オンラインショップ】

http://hagiharaolive.com

萩原オリーブ|インフォメーション・アクセス

住所:〒839-0837 福岡県久留米市草野町矢作711-1

TEL:090-7449-0616

営業時間:※要確認

定休日: ※要確認

駐車場:有り


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