いわさ農業|無添加米みそ。田主丸町・農薬不使用のお米が原材料
いわさ農業の、農薬不使用のお米を原材料にした「無添加米みそ」が体に優しくておすすめです
日本人なら、お味噌汁は毎日飲むという方も多いですよね。そんな毎日使う「お味噌」だからこそ、使われている“材料” や “作り方” を気にして選んだほうがいいんじゃないかな?と私は思います。
そこで今回は、耳納連山が広がり自然豊かな久留米市田主丸町で、農薬を使わずにお米作りをしている「いわさ農業」さんの「無添加米みそ」をおすすめします。
優しいお米の甘さ「無添加 米みそ」
お米の甘みが感じられる優しい味は、子どもからお年寄りまで幅広い世代に愛されています。
材料は「いわさ農業」さんが育てたお米と、大豆、塩のみ。無添加で製造されています。
お米のつぶつぶ食感と自然な甘みが口に広がる、優しい味の米みそです。
お味噌は、発酵具合と熟成期間を見極め、一番おいしく、風味豊かな時期に限定して販売されています。
お米は販売する前に、大きさの違いでふるいにかけられます。その時に販売するには大きさが足りなかった「くず米」を使って何かできないかと思ったのがこの無添加「米みそ」開発のきっかけだったそうです。
安陪太雅さん・有希子さんご夫婦
今回お話を伺ったのは「いわさ農業」の安陪太雅さん・有希子さんご夫婦。
「いわさ農業」さんは、福岡県久留米市田主丸町の自然豊かな土地でお米と葡萄を中心に、それらを使った加工品の製造販売を行っている農家さんです。
特徴的なのは、一部のECサイトと道の駅を除くと、販売方法がほぼ直売のみということ!
お電話、FAXなどでの注文や、直接家まで買いに来られるお客様がほとんどだといいます。
お話を伺っていると「自分たちが美味しいと思ったものを、直接お客様に届けたい」という想いの強さや、人との繋がりを大切にしている温かさを感じることができました。
お2人が農家になったのは約10年前のこと。兼業農家であった有希子さんのおじいさま、お父様が立て続けに亡くなってしまったことをきっかけに、まずは有希子さん、次は太雅さんと、専業農家へと転身したそうです。
前職、太雅さんはスーパーの店員として働いていました。ご高齢の方がお客様に多かった店舗では、お米を買おうにも運ぶのが難しそうな方が多く来店されていました。
「じゃあ車で運んであげるよ」と、お客様と近い距離で交流していた太雅さん。その時の経験が、自然と現在の “お客様の顔を見て、直接販売” のスタイルに繋がっているそうです。
また、有希子さんは元介護士。
ご年配の方と日々接し、最後を看取る経験をすることもたくさんあったそうです。その経験は「人生って何が大切なんだろう」と考えるきっかけとなり、やっぱり根底にあるのは「食」で、その大切さを感じるようになったと仰っていました。
「いわさ農業」のお米
いわさ農業さんのお米は、芽が出る前の種の状態から栽培まで消毒を行っていない、安心安全なものです。
栽培中は可能な限り雑草が生えてこないよう、苗の状態の時に水で満たし、雑草が育つのに必要な酸素が取り入れられないといった工夫を行っているそう。
一般的なお米作りでは、1.種 2.苗 3.稲 4.収穫直前 5.除草の際に、農薬を使う機会があります。
米作りにおける農薬の役割は、害虫の駆除や、病気を防ぐこと、除草など。安定的にお米の質を保ちながら収穫量を上げることができます。
農薬を使わない生産は、時間も手間もかかるし、収量も少なくなるはず。それでもお2人が農薬を使わずに栽培を続けているのはなぜなのだろう?と私は驚きました。
深くお話を伺っていくと、初めから農薬を使わないお米の生産を目指していた訳では無かったとわかります。
最初はJAが定めている決まりに沿ってお米作りを行っていたお2人。でも「大切な家族やお客さんが食べるお米。もし農薬を使う必要がないなら、使わないほうが良いのではないか」と思ったことを理由に、農薬を使わないお米作りに挑戦してみたそう。
そうして実際に出来たお米は、お米の食味(成分)について検査を行う「食味検査」で高評価をもらったこともあり、なによりも、
「自分たちが食べて本当においしいと思えた」
仕上がりだったそうです。
更にお2人にはもうひとつ、育て方で大切にしていることがあるといいます。
それは “肥料” を与えすぎないこと。その成分には、お米の粒を大きくし、収量を上げる効果があります。農業も商売だと考えると、その栽培方法を選びたいと考えるのが普通ですよね。
ですが、肥料をたくさんあげると、お米の食味が落ちてしまいます。
「食べて美味しいと思ってもらえるお米を作りたい」「自分たちが本当に美味しいと思えるものを作りたい」
とお米作りを続けていくうちに、お2人の栽培方法が完成しました。
「お客さんが疑問に思うことには、きちんと答えられるようにしておきたいね」「本当の味を知ってもらいたいね」
と語る正直者のお2人のお米は、口コミでジワジワと美味しさが広がり、たくさんのファンがいます。
「子どもが気に入って、これしか食べなくなってしまった」といい、買いに来るリピーターさんや「冷えてもモチモチして美味しいからお弁当にピッタリね」と仰るお客さまもいらっしゃるのだとか。
実はお話しの途中には、明確には語られないけれど、たくさんの失敗や苦しんだ経験があるんだろうなと想像できる場面もありました。でも、お2人はとにかく笑顔!
お客様の中にはきっと、この2人に会ってお話がしたくてお米を買っている方も少なくないんだろうなあ。とこっそり私は取材中に思ったのでした。
いわさ農業|米味噌の魅力
そんなお2人のお米を使って作られた米味噌。その魅力をご紹介します!
材料は農薬を使わずに育てられたお米・大豆・塩のみ
「いわさ農業」の米味噌の原材料は、
- 「いわさ農業」のお米
- 国産大豆
- 五島の「いそしお」
のみ。シンプルな材料で作られ、無添加で安心安全なお味噌なんです。
老舗味噌屋に製造を委託
お味噌の製造は、味噌本来のおいしさと、安全な食品を求めて、本物の技術を持つ老舗の味噌屋さんに生産を全面委託しています。
アレンジレシピ豊富
定番の味噌汁だけでなく、炒め物、ホワイトソース、魚に塗って焼く、刻みニンニクと合わせてご飯のお供などなど、色々な食材と相性が良いのが特徴です。
ちなみにこれらのレシピは、実際に米味噌を買ってくださったお客様が試して美味しかったものを教えてくださったそうですよ!
いわさ農業の米味噌|実際に飲んでみて
実際に私もお味噌汁を作って毎日飲んでいます。優しい甘さの米味噌は、口にするとホッとする味。
この米味噌は、麹に使っているお米が自然なまま粒で残っています。お味噌汁を作っているとき、みそこしを使いながらふと、ザルに残った米麹を見て「こだわりのお米を捨てるのがもったいないな…」と感じてしまいました。
農薬を使わずに栽培されているので、全部食べてしまっていいかなと思った私は、結局みそこしを使うのをやめてしまいました。手間も減って一石二鳥!笑 (そして、調べてみたところ麴にも栄養があるそうです)
この麹も、ゆっくりと噛んで味わうと、口の中にお米の優しい甘みが広がります。あ~、おいしい。
毎日口にするお味噌汁。安心安全でほっとするおいしさの「いわさ農業」の米味噌を選んでみて
子どもの頃から「身体にいいから、1日1杯はお味噌汁を飲みなさいね」と、私も母に言われて育ってきました。
日本人なら、口にする機会の多いお味噌汁。せっかくなら、使われている“材料” のことや “作り方” まで知って選んでみてはいかがでしょうか。
「いわさ農業」さんのお米で作られた「米味噌」なら、自信を持っておすすめできます!ぜひ、日々の生活に取り入れてみてくださいね。
☆こちらもおすすめ♪自然な甘みのセミドライフルーツ「干しぶどう」
皮も種も余すところなく食べられる、巨峰を使ったセミドライフルーツです。
巨峰作りでは「ホルモン剤」を使用する方法が一般的ですが、いわさ農業さんではホルモン剤を使用せずに育てています。
そのまま食べるのも良し、お菓子作りに使ってもおすすめです。
☆ セミドライレーズンの詳細記事はこちら ☆
ちなみに、次は「杏」のセミドライフルーツを開発予定だそうです!楽しみですね♪
インフォメーション
住所: 福岡県久留米市田主丸町(詳しい場所はご連絡の際にお伝えいたします)
TEL: 0943-73-0771 ☆電話でご注文いただけます☆