【宮若市発掘】温泉・農産物・追い出し猫?!知りたい!住みたい!どんな魅力?
福岡県宮若市ってどこ?どんな魅力があるの?

宮若市は、福岡県の筑豊地方に位置しています。
現在の人口は約2万7千人。
中心地の福岡市からは車で約1時間弱、九州の玄関口の北九州市からは車で約45分の距離で、ちょうど両市の中間あたりに位置しています。
特徴は、自然が豊かに残っており、農作物の生産が盛んなこと。そして、地域の方同士の触れ合いや繋がりが色濃く残っているのだと聞きます。

宮若市には、田んぼや青空など、のどかな風景が広がっておりロケーションが抜群。
古くより続く「脇田温泉」もあり、温泉に浸かって鳥のさえずりを聞きながら過ごす時間は…日々を忙しく過ごす現代人にとって、何よりも贅沢かもしれません。

年末から年始にかけて「ドリームホープ若宮(産直市場)」の駐車場に登場する「大門松」は、宮若市の観光名所にも。

こちらはなんと1ヶ月かけて地元のボランティアさんたちが作るそう!地元の方の繋がりの強さを感じることができますね。
※本文中に地名で「宮若」と「若宮」の2種類の記載がありますが、こちらは「若宮町」と「宮田町」が合併して「宮若市」になった経緯があるためです。誤植ではありませんのでご了承ください。
新発見♪福岡県宮若市には何があるの?
脇田温泉

福岡・北九州の奥座敷ともいわれ、開湯は奈良時代(!)とされる歴史ある温泉地が「脇田温泉」。
福岡市や北九州市からも車で約45分~約1時間程度で訪れられるのが魅力。鳥のさえずりや川のせせらぎを聞きながら、自然の中で温泉を満喫することができます。

コンパクトな温泉街に5つの宿が密集しており、それぞれに特徴があります。誰と行くか?何を目的にするか?(おいしいグルメを楽しみたい!など)によって、宿を選ぶのがおすすめですよ。
◆あなたはどの宿に行く?!「脇田温泉」の魅力を取材した丸わかりガイド♪>>(※準備中。間もなくオープン!)
ゴルフ場

宮若市には「プリンスゴルフクラブ」「ザ・クラシックゴルフ倶楽部」「若宮ゴルフクラブ」があり、ゴルフ好きが多く訪れています。
運動の後は脇田温泉で汗を流していく方も多いのだとか。
追い出し猫
宮若市の町中で見かける「猫」のキャラクター。かわいいです!

こちらは【追い出し猫】といって、表の顔はギョロリと睨みをきかせ、裏の顔はにっこりと手で招いています。 災いを退散させ幸福を招く、表裏一体型の招き猫なんです。

追い出し猫の置物はひとつずつ職人によってつくられており、宮若市のお土産品やギフトとしても人気です。
豊かな農作物と産直市場「ドリームホープ若宮」

犬鳴川が生み出すきれいな水や、おいしい空気。自然が豊かな宮若市ではおいしいお米、筍、苺、巨峰、ぶどう、柿などの農作物が収穫できます。
その農作物を購入できるのが「ドリームホープ若宮」という産直市場。

脇田温泉から車で5分程度の位置にあり、観光客がお土産探しを楽しみに訪れています。
◆宮若のお土産選び♪「ドリームホープ若宮」の取材記事はこちら>>
そして宮若市は、じつは農作物の販売や、加工品や特産品作りなどの取り組みも盛んなんです♪
詳細をインタビューしてきました。
「宮若市の魅力をもっと伝えたい!」若宮商工会の方にインタビュー
【若宮商工会】の 総務振興課経営指導課(兼)課長:西住 孝宏さんにインタビューをお願いしました。

記者質問:西住さんは普段、どういったお仕事をされているのですか?
「宮若市では、宮若の魅力を伝えるため、若宮商工会も含めて「宮若じまん振興会」という組織を作っています。
中でも『宮若じまん特産品』のピックアップや開発に力を入れており、現在約80商品がある中で90%程度は食品という割合で構成されています。
私はその組織作りや、商品の開発などを約7年間担当してきました」

記者質問: 長期的ですね!取り組みのきっかけはなんだったのでしょうか?
「まず、私たちは“商工会”なので、市の“商業”を盛り上げていくのが仕事のひとつだと思っているからです。
また、生産者のみなさんから『商品の販売先がない』といった声が聞こえていましたので、何とか販売ができないかと思い取り組みを始めました」
記者質問:具体的にはどのようなことをされているのですか?
「宮若じまん振興会職員が、会員事業者の商品を各イベントで販売したり、原則週3回、近隣の生産者直売所へ出荷し卸売販売を行っています。
また、オリジナル商品の開発、許認可申請、経営計画の策定、販路開拓支援を行っています。
例えば、間もなく発売が始まるジェラートの1つ『甘夏ジェラート』は、生産者からコンテナいっぱいに甘夏を仕入れ、職員が手作業で皮をむき、絞った果汁を工場へ持ち込んで、ほぼ手作りで生産しています。
何度も試作を繰り返し、安定した糖度、食感、成分分離、添加物の使用有無、凝固の安定度、他の商品との比較等、品質確保には一番苦労致しました」

記者質問:気が遠くなる作業ですね…!商工会の方が現場を走り回り、宮若市を盛り上げようとされているのが分かりました。
西住さんは今後もっと、こうしていきたい!という目標はあるのでしょうか?

「まずは続けられる限り、取り組みを継続していきたいです。
そして、宮若じまん振興会が独立し、これらの特産品を気軽に購入できる販売店や地域の素材を生かした新たな食の発見と提供。
例えば「農家レストランの運営」といった拠点整備が一つの目標です。」
・・・
これまで宮若市は、じつは同じ福岡県民の記者でも、取材以外で足を運んだことがない土地でした。(本当にすみません…!)
だけど、内側には多くの魅力があり、それを伝えようとしている方がいらっしゃる!
宮若市のポテンシャルとエネルギーを感じられる取材になりました。
宮若市には、温泉・追い出し猫・農作物…そして魅力を伝えようとする熱い“人”がいました

宮若市には、脇田温泉、追い出し猫、そして豊かな自然から生まれる農作物と特産品。それを一生懸命伝えようとする方がたくさんいらっしゃいました。
まだ足を運んだことがない福岡県民も、他県のみなさんも、一度は足を運んでみていただきたい福岡のスポットです!
お問い合わせ先
若宮商工会
住所: 〒822-0101 宮若市福丸250-1
TEL:0949-52-0640
FAX:0949-52-1765
MAIL:wakamiya@shokokai.ne.jp
宮若じまん振興会(若宮商工会内)
所在地:上記と同じ
TEL:070-2396-8909