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2025-01-29

福岡県宗像市マサエイ水産加工・人気の海藻あかもく!商品・通販もご紹介


ジワジワ人気!海藻・あかもくの栄養素や特徴

みなさんは「あかもく」ってご存知ですか?

あかもくは、ワカメや昆布やひじきなどと同じく、 褐藻類(ヒバマタ目ホンダワラ科)に属する海藻です。

ミネラルや話題のフコイダン、フコキサンチン、カルシウムなどの栄養素を含んでおり、食物繊維やポリフェノールも豊富です。

海藻類の中でも、ここ数年じわじわと人気が出てきているあかもく。

海から収穫し、茹でて細かく刻むことで美しい緑色とネバネバが生まれます

シャキシャキ食感とネバネバが特徴で、クセのない味わいはめんつゆやポン酢などの調味料をかけて白米と食べてもおいしく、様々な食材とのアレンジレシピで楽しむことが出来ます。

福岡県宗像市|あかもくを収穫・加工・販売するマサエイ水産加工について

北海道の一部地域を除き、全国に生息しているあかもく。

福岡県内でも収穫している地域がいくつかありますが、今回ご紹介するのは「あかもく」で海士(あま)漁師の課題解決を目指している、宗像市「マサエイ水産加工」さんです。

あかもくの藻場として最適な水深は10メートル前後。

宗像の海岸線周辺はこの条件に適しており、毎年3月中旬から4月下旬にかけて、地元の海士漁師により収穫されています。

また、「マサエイ水産加工」さんでは、生産者には珍しく、あかもくの収穫だけではなく、加工も販売も全て自社で一貫して行っています。

海士漁師のために!あかもくで目指す課題解決

今回お話を伺ったのは「マサエイ水産加工」代表取締役:正好 輝旭(まさよし てるあき)さんです。

正好さんは自身も現役・海士漁師。

あかもくの収穫と加工を始めたのは、自身も肌で感じた“海士漁師の課題”からだったそうです。

宗像の海士漁師が素潜りで収穫するワカメや他海産物には旬があり、収穫するものがない時期があります。

その間、海士は漁師以外の仕事をするなどして、何とか生計を立てていたそうです。

海士漁師姿の正好さん

また、収入の軸となるワカメは、2月中旬から3月中旬が旬。4月ごろからは質が低下し、収穫しても販売価格が低下してしまうのだそう。

このように、安定した仕事や収入がない海士漁師の状況、たいへんで稼げないというイメージから後継ぎが出来ず、海士漁師が高齢化・減少していることを目の当たりにし「何とかしたい!」と考えた正好さんが目を付けたのが、宗像の海にたくさん生えていたあかもくでした。

あかもくの旬は4月からで、ちょうどワカメの収穫を終えた後。

「自分が売り先(販路やお客様)を作れば、漁師から一定量のあかもくを買いとりし、安定した仕事や収入を作ることが出来る」

そんな思いで、収穫から加工、販売までを一貫して行う決意をしたそう。

2018年10月に会社を立ち上げてから約6年と少し経った今では、年間40トンほどのあかもくを海士漁師から買取しています!

すごい!でもそれだけに留まらず「もっともっとあかもくを広げていきたい」という想いを持たれています。

「今はタイなどにも出荷していて、海外進出も少しずつ頑張っています。

『自分たちの獲ったあかもくが海外でも認められている』と、海士さんたちも誇りに思ってくれているようで嬉しいです。

そして、あかもくの取引量を日本一にしたいですね!!」

「まだまだやりたいことばかりです」と話される正好さんと、海士漁師さんたちの挑戦は続いていきます。

マサエイ水産加工のあかもくの特徴

全国に藻場があるあかもくですが、場所や加工によって特徴・おいしさが全然違うんです。「マサエイ水産加工」さんのあかもくの特徴をお伝えします。

1,鮮やかな緑色

明るくてパッとした緑色が鮮やかです!

海に生えているあかもくは茶色ですが、湯通しするとこんなにきれいな緑色になるんです。

2,粘りが強い

あかもくの特徴であるネバネバは、生殖器を細かくカットすることで生まれます。

こちらが生殖器

宗像のあかもくはこの生殖器の数が多くて太いため、粘りが強いのが特徴です。

3,おいしさを閉じ込める冷凍方法

収穫直後に自社独自の方法で急速冷凍し、加工に合わせて都度解凍しているため、鮮度が保たれています。

あかもくおすすめ人気の食べ方・レシピ

あかもくは、磯臭さなどのクセが少ないから、料理に合わせやすいんです!

おすすめの食べ方をご紹介します。

あかもくレシピ【1】シンプルにめんつゆで和える

あかもくとめんつゆを和えるだけ!ポン酢でもOKです。

私はいつも自宅で使っているポン酢をかけて、しっかり混ぜてから白ごはんにかけて食べてみました!

噛むときのシャキシャキ食感が楽しく、白米もススミますよ♪

あかもくレシピ【2】納豆やお味噌汁などの発酵食品と

納豆と合わせればネバネバ好きにはたまらないレシピに!

お味噌汁に入れれば、適度な粘り気が出て身体も温まります♪

あかもくレシピ【3】うどんに載せて

うどんのお出汁と磯の香りが合わさり、食欲をそそります!

あかもくレシピ【4】その他・おすすめ人気あかもくレシピ

その他にも、卵焼き、パスタ、餃子、ハンバーグ、チヂミ、リゾットなど。和食も中華も洋食もOKで、本当に万能です!

みなさんもぜひ、オリジナルのあかもくアレンジレシピを考えてみてくださいね♪

マサエイ水産加工・おすすめ人気のあかもく商品

ここまで読まれて、実際に食べてみたくなった方へ!「マサエイ水産加工」さんの人気商品をご紹介します。

1,宗像のあかもく、あかもっくん(パック)

あかもく80g入りで食べきりサイズ、一番人気の商品。

可愛いゆるキャラ「あかもっくん」を目印に探してみてくださいね。

2,粘りあかもく(キャップつき)

あかもく180g入りで、キャップ付きだから使いたいときに使える便利さが人気です。

使いたい量だけ使い、残りは冷蔵庫へ。

3,缶べぇ(海鮮丼の素)

あかもくと具材(サーモン、イカソーメン、錦糸卵、トビコ)が入った贅沢な海鮮丼の素。

缶から出してご飯に盛り付けるだけで、海鮮丼が完成します!約2人前(180g)の具材入っていて大満足!

この美しい層は手作業で作られているのだそう……!手がかかってます!

見た目のかわいらしさ、美しさ、サプライズ感からギフトに人気です。

福岡県宗像市で収穫される「マサエイ水産加工」のあかもく商品をぜひ味わってみて!

お箸で持ち上げると……すごい粘りでした!!

ミネラルや話題のフコイダン、フコキサンチン、カルシウムなどの栄養素を含んでおり、食物繊維やポリフェノールも豊富でジワジワ人気上昇中の海藻・あかもく。

福岡県宗像市「マサエイ水産加工」さんの、鮮やかな緑色、強い粘り、新鮮さを閉じ込める冷凍方法が特徴のあかもくをぜひ、あなたの日常に取り入れてみてくださいね!

福岡県宗像市・マサエイ水産加工のあかもくを購入できるスーパー・販売店・通販

【実店舗】

☆記事下部インフォメーションにある「マサエイ水産加工」の工場兼直売所でも購入することができます。

☆詳細は各店舗様へお問い合わせください。

・ファディ 各店舗

・イオン九州 一部店舗

・道の駅むなかた ※缶べぇのみ

住所:〒811-3502 福岡県宗像市江口1172

TEL:0940-62-2715

【オンラインショップ】

「マサエイ水産加工」公式オンラインショップ:https://www.akamoku.fukuoka.jp/

インフォメーション|マサエイ水産加工

住所:〒811-3512 福岡県宗像市鐘崎230-4

TEL:0940-72-6162

営業時間:9:00~20:00

定休日:日曜日


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