糸島×博多女子高校「糸島産ふともずく」試食会
桜坂観山荘にて「糸島産ふともずく」試食会開催
[toc]糸島産「ふともずく」 – これまでの概要
糸島の芥屋では、15年ほど前から県の試験場が種網を準備し、「JF糸島芥屋支所もずく部会」が海でふともずくを育てています。
糸島市役所秘書広報課の岡主査を中心に、「糸島産ふともずく」のマーケティングモデル事業を始めたのが、構想を含めておよそ1年前から。
一方、博多女子高校トータルビジネス科の3年生達は、約半年間の授業期間の中でマーケティングを行い、商品の研究開発及び、パッケージの制作を手がけてきました。
これまでに糸島市長も含めた記者会見や、「ふともずく」プレ試食会、「ふともずく」収穫体験などを経て…
2017年5月31日、約90名の方にお集まりいただいた「ふともずく」試食会本番が行われました。
「ふともずく」試食会・準備〜本番までの様子をレポート
試食会の本番の会場は「桜坂観山荘」。普段は結婚式等も行われている、福岡市の料亭です。
■会場準備/桜坂観山荘の皆様・博多女子高校トータルビジネス科3年生
「桜坂観山荘」の川畑社長、
「桜坂観山荘」小野店長、
そして河野料理長、スタッフの皆様にもご協力いただき、メニューの試作から当日の準備、本番の配膳など…最後までしっかりと支えていただきました。
博多女子高校トータルビジネス科の3年生へのご指導もいただき、彼女達にとっての貴重な機会にもなりました。
■受付・お客様対応/博多女子高校トータルビジネス科3年生
さて、博多女子高校トータルビジネス科の3年生達。「ふともずく」試食会に準備の段階から加わり、大活躍してくれました。
大人でもきちんとしたマナーを知らない人も多い、お客様へのお茶だし…
自分たちよりも遥かに経験のある社会人相手に、爽やかな笑顔での受付…。
大人顔負けのマナーが身についている彼女達は、運営陣にとって非常に頼もしい存在となりました。
それもそのはず。博多女子高校には【礼法研修】という特別なカリキュラムがあり、実習を通して彼女達は日々実践を繰り返しているのですから。
さて。いよいよお客様のご来場です。
当然のようにご来店いただいたお客様のお出迎えを行う姿は、堂々としたものです。
糸島市食品産業クラスター協議会会長であり、株式会社「やますえ」の馬場社長も、「地元のことを応援したい」との熱い気持ちから駆けつけてくださいました。
徐々に、緊張感の高まる会場です。
■司会進行/博多女子高校トータルビジネス科3年生
「ふともずく」試食会の司会進行は、博多女子高校トータルビジネス科の彼女達。
およそ90名の視線が一気に自分たちへと集まる中、緊張しながらの舞台入りです。
それでも笑顔でハキハキと自己紹介をし、「ふともずく」試食会の趣旨を堂々と説明する姿に、会場の皆さんはとても感動されていたようでした。
■ご挨拶/「桜坂観山荘」川畑社長
司会の2名からの紹介より、「桜坂観山荘」川畑社長のご挨拶です。会場の雰囲気をグッと引き締めてくださいました。
■「ふともずく」プレゼンテーション/博多女子高校トータルビジネス科3年生
これまで授業で彼女達が行ってきた
「ふともずく」のマーケティング、商品の研究開発及び、パッケージの制作を約90名の前でプレゼンしました。
博多女子高校トータルビジネス科商品開発担当の18名全員の想いはもちろん、
糸島で「ふともずく」を育てている漁師の皆さん、糸島市役所の皆さんの思いを代弁する大役は、本当に緊張したことと思います。
本番寸前まで彼女達が舞台裏で練習していたことを、私は知っています。
そんな彼女達の真剣な姿、本気の気持ちは、その姿を見た会場にいる皆さんの心を揺さぶったことでしょう。
プレゼンの工夫を見ていたら、彼女達がどれだけ一生懸命だったのか、きちんと伝わってきますから。
「彼女達の姿に、本当に感動しました。」
「私達も、何か貢献出来たらと思いました。」
実際に、試食会の後に皆さんからいただいた感想です。
「私達に、こんなことが出来ませんか?」と仰って、既に実行してくださった方もいらっしゃいます。
彼女達が一生懸命だからこそ、皆さん「何かしなくては。」と感じてくださったんです。
■試食開始/会場の皆様
いよいよ、「ふともずく」実食です。
博多女子高校トータルビジネス科の3年生より、「ふともずく」料理の詳しいご説明もさせていただきました。
興味深く説明を聞き、時に真剣に質問してくださる皆様に、運営陣もホッと一安心です。
今回の「ふともずく」フルコースは、「桜坂観山荘」の河野料理長が何度も試作を繰り返し制作してくださったもの。
「これなら家でも簡単に調理出来そうですね」という女性の皆様のお声や、
「料亭ならではのふともずく料理ですね」というお声もいただきました。
これまでに見たことのない「ふともずく」料理の数々に、皆様舌鼓を打たれていたようでした。
ふともずくの漁師さんもTV局のインタビューを受けていました。
■糸島市食品産業クラスター協議会会長挨拶/株式会社「やますえ」馬場社長
糸島市の“食品に関する事業者”の集まった団体が「クラスター協議会」です。オール糸島でまとめてくださり、今回の取り組みを熱くバックアップして頂いています。
■漁師代表ご挨拶/JF糸島丸田代表
糸島で実際に「ふともずく」を育てている漁師さん方の代表、丸田代表よりご挨拶をいただきました。
「私達は作ることは出来るけど、売る方は得意ではないんよね。」
これは、漁師さん方からよく聞く言葉です。
■博多女子高校トータルビジネス科3年生ご挨拶/田中社長
だからこそ博多女子高校の彼女達の存在は、とても重要で、頼もしい。
彼女達が本気で取り組む姿は、見た人の心に
「応援したい。」
「商品を買いたい。」
を感じさせる力があるのですから。
「博多ガールズショップ」の田中社長は、そのことをしっかり理解し、責任を持って代表としての挨拶を行いました。
彼女達の本当の活躍は、ここからです。
■糸島市秘書広報課ご挨拶/岡主査
誰かの「やりたい、何とかしたい」という気持ちが人を動かすというのなら、糸島市秘書広報課の岡主査が全ての始まりです。
彼の糸島市を愛する気持ち、盛り上げたいという気持ちが、ここまでの全てを引っぱり、支えてきました。
何かを始めて、やり続けるには…熱意に加えて我慢や忍耐力、継続力が必要となります。
全てをその人当たりの良さの裏側に秘めて、コツコツとプロジェクトを進めてきた岡主査の挨拶が、会場の皆さんの心に深く響いたことと思います。
■「ふともずく」試食会終了のご挨拶/博多女子高校トータルビジネス科3年生
約2時間、大盛況となった「ふともずく」試食会もそろそろ終了です。
司会の博多女子高校トータルビジネス科3年生の2名、最後までしっかりとやり遂げました。
本当はすごく緊張していたこと…胸の内に隠して本当によく頑張りました。
博多女子高校トータルビジネス科の3年生の皆さん、お疲れ様でした。本当にありがとうございました。
頑張った後の、良い笑顔です!
■お見送り・終了の挨拶/運営陣
最後には【礼法研修】にて培った挨拶で、しっかりと締めました。さすがです。
ここからが本番。やっとスタートが切れました
これにて、「ふともずく」試食会のレポートは終了です。
だけど、この取り組みは始まったばかりです。
ただ作るだけではなく、売ること。
そして生産者、学生、販売店、関わってくださる全ての人々。
ひいては地域が潤い活性化し、若者の雇用が生まれ、また新たなモノづくりが始まる…。
そんな良い循環が生まれてこそ、始めてこの「ふともずく」プロジェクトは成功したといえるのだと思いませんか?
そんな実例を私達は作りたい。このプロジェクトに関わる全員で、これからも一生懸命取り組んでいきたいと思っています。
どうか皆様も、今後とも応援をよろしくお願い致します。「糸島産ふともずく」、これからもご注目ください。
初めて「糸島産のふともずく」を知られた方もおられるかと思います。
お吸物、お味噌汁など日常のお料理にお使い頂けます。
ぜひ一度食卓に。こちらでご購入できます↓
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また、糸島市内にある伊都菜彩、志摩の四季でもご購入頂けます。
ぜひ、お買い求め頂けたらと思います。漁師さんたち、生徒さんたちの頑張りが詰まっています。
また、今回の試食会は福岡市中央区桜坂にある和モダン料亭・桜坂観山荘の大きな協力で行われました。
たくさんの時間を準備に費やして頂きました。
準備までの様子はコチラ>>>
これを機に皆さんにも足を運んで頂けたらと思います。
平日だとランチ3000円から楽しめ、ディナーも7000円からす。お仕事でお迎えするお客様やご両親へのお誕生日など、お食事と景色、そして雰囲気を楽しまれて下さい。
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■KBCサワダデース
6月28日(水)AM10:45~ 放送予定なんです!
漁師さんと生徒、そして小雪さんが作業をして試食をします。ぜひご覧ください!
【糸島産ふともずく商品開発プロジェクト】これまでの取り組み一覧はこちら>>>