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2024-06-15

築上町・かなえ工房|生玉ねぎドレッシング「たまっしんぐ」レシピも紹介


築上郡築上町で作られる生玉ねぎドレッシング「たまっしんぐ」!

福岡県の北東部に位置する築上郡築上町。(ちくじょうまち)

福岡市内から車で1時間30分くらいのところにあり、向かっている途中でだんだんと緑が広がっていきました。

そんな自然豊かな築上町で、「生」のたまねぎにこだわったドレッシングを作っている方がいらっしゃるそうで♪

かわいらしい看板が目印です♪

今回たっぷりとお話を伺ったので、その魅力をお伝えします!

生玉ねぎを詰め込んだドレッシング「たまっしんぐ」

たまねぎを使ったドレッシング、その名も「たまっしんぐ」

このドレッシングの最大の特徴は、熱を加えていない「生」の玉ねぎのフレッシュなうまみを活かしていることなんです!

ビンの約半分が玉ねぎで、さわやかな辛さが効いた濃厚なドレッシングは、サラダにはもちろん、シンプルな食材にかけてもおいしく、さらにアレンジレシピもあって万能。

また、添加物を極力使っていないドレッシングで、子どもから大人まで安心して食べられるんです!

「たまっしんぐ」の魅力は、後ほど詳しくご紹介します!

かなえ工房|越知 香苗(おち かなえ)さん

今回お話を伺ったのは、「かなえ工房」の越知 香苗さんです。

取材の始めに、「食べることが大好きで。」と話されていた越知さんは、もともと出版業界にお勤めでした。

当時関わっていたクライアントに食関係の方が多く、またご主人が板前ということもあり、自然と自身も食に関わることがしたいと考えるようになったそう。

おいしいものを食べたいという気持ちって、原動力になりますよね。

きっかけはお義母さんから送られてきた玉ねぎ

なぜ玉ねぎを使ったドレッシングを作ろうと思ったのかお聞きしたところ、「ご主人の実家が農家で、玉ねぎがたくさん送られてきたから試しに作ってみた」とのこと。

たまたま、玉ねぎだったんですね!初めからコレと決めていたわけではない、ということが意外でした。

2009年に誕生し、味や容器に改良を重ねて今の「たまっしんぐ」に。15年以上も改良し続けられている「たまっしんぐ」には、どんな秘密があるのでしょうか。

ここからは「たまっしんぐ」の魅力を紹介していきます!

生玉ねぎドレッシング「たまっしんぐ」の魅力

魅力1)板前のご主人とレシピ開発!「生」のたまねぎをギュッと詰め込んだキレのある味

レシピは食のプロである板前のご主人と一緒に開発し、何度も改良を重ねられています。

「ほとんどのドレッシングは材料を加熱しているのですが、おいしさを追求した『たまっしんぐ』に使用しているのは「生」のたまねぎで、これは絶対に譲れないポイントなんです!だから、玉ねぎのキレのある味が感じられるんです。」

私も実際に食べてみて、なるほど!

配合されている他の調味料に負けず、玉ねぎの味がちょうど良く効いていて、これが生の玉ねぎを使っている味か!と納得しました。

魅力2)できるだけ添加物を入れずに、安心して食べられる存在に

お子さんが描かれた絵。とても可愛らしく、温かさを感じる工房です♪

「たまっしんぐ」は越知さんが一からすべてを手作りし、添加物は極力使用されていません。

「子どもや体に気をつかっている人にも安心しておいしく食べてほしい、そんな人たちの身近な存在になりたい。」

素敵ですね。今回の取材の中で、私が一番印象的だった越知さんの言葉です。

ここに、越知さんの優しいお人柄と、食べてくれる人のことを思う気持ちが詰まっているんだなぁと感じました。

魅力3)シンプルな食材に、調味料に+αでも!おすすめ「たまっしんぐ」レシピ紹介

・生の玉ねぎのキレのある味がシンプルな食材の味を際立たせる!

玉ねぎのキレのある味が、とにかくシンプルな食材に合う!

絶賛ダイエット中の私の味方ゆで卵。「たまっしんぐ」が合いすぎて、一気に3つも食べてしまいました・・・!

そしてもうひとつ!一人暮らしのたんぱく源といえば納豆ですが、玉ねぎのキレのある味が非常によく合う!付属の甘いタレに慣れている方はぜひ試してみてほしいです!

納豆と「たまっしんぐ」これが意外にもパンと合うんです!最高の朝ごはんに♪

・いつもの調味料に+αでアレンジ!

麺つゆに混ぜてそうめんを洋風でいただいたり、ごま油と混ぜてチキンときゅうりに和えたり。

しょうゆをプラスして、お肉を漬け込こむのも良さそうです♪

ご自宅にある調味料に加えると、さらに料理の幅が広がりますね。

(最終的に「たまっしんぐ」をチビチビと舐めながらビールを飲んでいた私でした♪)

生玉ねぎドレッシング「たまっしんぐ」作りで大変だったこと

「たまっしんぐ」のおいしさの要である「生」のたまねぎ。しかし、そこには苦労がたくさんあることもお聞きしました。

「まず、生のままの玉ねぎを使用するためには、腐敗を防ぐために水分を排除しなければならないので。スピナーを使って、時間をかけてとにかく玉ねぎの水分を飛ばします。」

また、保存料などの添加物を極力使用しないため賞味期限が短く、一般の小売店への卸販売が難しいそう。

「賞味期限が長くなればスーパーなどでの販売も可能になって、届けられる人は増えるけど……やっぱり譲れなくて」

おいしく、安心安全に食べてもらうことが最優先!と手作りで製造される「たまっしんぐ」。

そこに越知さんのこだわりと愛が詰まっています。

「切らすと子どもに怒られる」?!お客様からの嬉しい声

一度食べると病みつきになる「たまっしんぐ」は、リピーターさんがとても多いそう。

自宅用とプレゼント用に複数購入する方も多く、おすすめのレシピをお客さんから教えてもらうことも多いとか。

とあるお客さんからは、「子どもが大好きで、『たまっしんぐ』があると野菜をたくさん食べる。切らすと子どもに怒られるので買いに来ました。」という声をいただいたとのこと。

これは作り手としては本当に嬉しい言葉ですね。

「『たまっしんぐ』が皆さんの食卓の身近な存在になりたい」という越知さんの願いが届いているようで、聞いている私たちも嬉しい気持ちになりました。

「かなえ工房」の展望

「今後どんなことをやってみたいですか?」とお聞きすると、「ドレッシングの量り売りのお店を出したい!」という声が返ってきました。

量り売りは、できたての味を届けられる、一度に複数の味を少しずつ試せる、空き容器を持参してもらえばゴミの削減にもつながる、というメリットがたくさん。

現在、かなえ工房で試験的に実施中とのこと!この記事を読んだ方は、できたての「たまっしんぐ」を目がけてぜひ足を運んでみてください!

「たまっしんぐ」には「プレーン」「ゆず」「黒酢生姜」の定番3種類に加え、季節限定の味も!お好きな味を探してみて♪

★「黒酢生姜」味に使用されている福岡県産「けいちく生姜」。生産・加工を行う「京築ジンジャープロジェクト」取材記事はこちら

※記事オープン後にリンク入れる。

築上町にお越しの際はかなえ工房のたまっしんぐを手に入れてみて!

「生」のたまねぎのフレッシュなおいしさと、越知さんのこだわりがギュッと詰まった「たまっしんぐ」を食べてみたくなりませんか?

築上町へお越しの際は、緑色の建物が目印の「かなえ工房」へ!あなたも「たまっしんぐ」の魅力にきっとハマりますよ!

「たまっしんぐ」購入できる場所

【実店舗】

★記事下部、インフォメーションに記載の「かなえ工房」でも購入可能です。

・DOCOREふくおか 商工会ショップ

〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街9−1 博多マルイ2F

TEL:092-577-1655

営業時間:10:00~21:00

・メタセの杜物産館

住所:〒829-0107 福岡県築上郡築上町弓の師765

TEL:0930-52-3828

営業時間:8:00~18:00

【オンラインショップ】

・かなえ工房 公式オンラインショップ

https://kanaekobo.stores.jp/

かなえ工房|インフォメーション

住所:〒829-0102 福岡県築上郡築上町築城732−9

営業日時:毎週金曜日 11:00~14:00

TEL:090-6892-7712

駐車場:店舗前にあり


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