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2024-05-30

福岡・お土産手土産に!辛子明太子-人気の「天」もご紹介|博多あき津゛


福岡県の特産品、お土産として人気の高い「辛子明太子」

じつは、県内だけでも300社ほどのメーカーがあるって知っていましたか?

「おいしい明太子を食べたいし、お土産に選びたいけど、どれを選べば良いかわからない」方はとても多いはず。

そんなあなたへ。

「ここのを食べたら他の物は食べられない」とお客さんから評判で、同業の明太子メーカーの方も買いに来る(!)という、

「博多あき津゛」さんの辛子明太子を知って欲しいんです。

福岡県福岡市|自宅用・お土産手土産用に人気の明太子メーカー「博多あき津゛」

福岡県福岡市東区に工場と直売所を構える「博多あき津゛」さん。

たらこ本来のおいしさ、魚卵のプチプチ感、漬けダレの出汁の旨み、ピリッと効いた爽やかな唐辛子の味が楽しめる辛子明太子を製造されています。

味の肝であるたらこの仕入れから、漬け込み出汁の原材料ひとつひとつを厳選し、手作りでの製造を貫いて約20年。

代表自ら全国の百貨店で催事出店を行い、お客様においしさを知ってもらうことで地道なファンづくりを行ってきました。

別業界から明太子メーカーへ「本当に贈りたくなる明太子を作りたい」

今回は、「博多あき津゛」代表取締役:安田 樹生さん、取締役営業企画部長:安田 佳代さんにお話を伺いました。

かつてはサラリーマンとして勤め、前職はコンピューター関連会社の社長であった安田代表。

仕事仲間を集めてグルメ旅を企画するなど、”食”への追求やこだわりが強かった安田社長は、「お土産に差し上げたいんだけど、おいしい明太子知らない?」と聞かれる機会がとても多かったそう。

「だけど、色々食べても、自分が心からおすすめ出来るものがありませんでした。それなら、自分で博多の顔になるような辛子明太子を作ろう!と」

未経験から業界へ飛び込んだ安田代表は、何と明太子作りのために「ホテル日航福岡」の近くに日本料理の店をオープン。

日本料理の店「あき津゛」時代の安田代表

日本料理を学びながら、その経験と知識を活かして5年ほど明太子の試作を重ね、ついに心からおいしいとおすすめ出来る明太子を完成させたのです。

素材・製造方法の追求

「博多あき津゛」さんの辛子明太子のおいしさは、徹底した素材選びと、職人による手作りの製造方法によって生み出されています。

たらこ

辛子明太子の原材料として、日本ではロシアからの輸入が多いたらこですが、「博多あき津゛」さんでは原材料に、国産もしくはアメリカ産を使用しています。

それは、漁獲~加工~冷凍までの日数が短く、素材の新鮮な状態を保てるから。

輸送にかかる日数が短いため、素材を長持ちさせるために使用する添加物も、極力減らすことが出来るんです。

だから「博多あき津゛」さんの辛子明太子は、たらこ本来の旨み、プチプチとした食感、澄んだ出汁本来の味をしっかり楽しむことが出来るんです。

調味液(漬けダレ)

「博多あき津゛」さんの明太子の出汁の原材料は、昆布、かつお節、醤油、みりん、酒、塩、唐辛子。

じつは既成調味液を使っている会社さんも多い中、「博多あき津゛」さんは自社で製造を行っています。

出汁には、北海道利尻島産「利尻昆布」と、

鹿児島県枕崎産「鰹節」を使用。

醤油には、大分県の老舗醤油醸造元「丸大豆醤油」を使用し、その日のたらこの状態によって、職人が濃口醤油と薄口醤油の配合比率を変えています。

酒には、福岡県久留米市「山口酒造」に依頼し、明太子専用の日本酒を製造。

それも料理酒ではなく、そのまま飲んでもおいしい「純米酒」だというので、贅沢です…!

みりんには、福岡県八女市「喜多屋」さんの、糖類やアルコールを加えず作る「酒みりん」を使用しています。

出汁の旨みが感じられる辛子明太子。和食の基本である、シンプルで、素材を引き立たせる味付け。

日本料理を研究した「博多あき津゛」さんだからこそ生み出せる味です。

漬け込み方

機械を使用せず職人の手を使い、触感でたらこの状態を見極めながら漬け込んでいます。

また、2、3日ほど漬け込むのが一般的な辛子明太子ですが、「博多あき津゛」さんでは倍以上の日数をかけて1週間、漬け込みを行うそう。

それは”熟成”させるため。

じっくり時間をかけて、おいしさや旨みを引き出しているんです。

唐辛子

「博多あき津゛」さんの明太子を食べると、後味に感じる爽やかな辛味。

大阪の国産唐辛子屋「やまつ辻田」に特注し、明太子に合う唐辛子を特注でブレンドしています。

一般的なのは、唐辛子を漬けダレに混ぜてしまう方法。

ですが「博多あき津゛」さんでは、あえて仕上げにふりかけることで、明太子の味を引き立て、かつ唐辛子の爽やかな辛味を楽しむことが出来るようになっています。

福岡・辛子明太子メーカー「博多あき津゛」|人気商品

博多あき津゛の最高傑作「天」|とっておきの辛子明太子お土産・手土産に

原材料のたらこは、サイズや色、粒立ちなどで10数種類の等級に分けられており、「博多あき津゛」さんでは、一定以上のものしか仕入れません。

さらにその中でも、最上級のたらこを選び抜き、使用しているのが「天」です。

「天」は、品質の追求を徹底。仕入れたたらこの中に1本も使用できるものがないと判断し、製造しないときもあるのだとか……!

「天」には、贈り物として最適な、福岡県の伝統工芸品である「博多曲物」入りや、桐箱入りの商品も。

「桐箱入り(1本)」3,200円(税込)、「博多曲物入り(7~8本)」で27,000円(税込)と、ちょっぴり勇気のいるお値段ですが、とびきりお世話になった方へのご挨拶や、大切な打ち合わせなどに持参したい、とっておきのひと品です!

※こちらの商品は、完全予約制です。ご注文確認から3週間後より順次発送。

博多あき津゛の辛子明太子で一番人気!|「極附(きわめつけ)」

「『博多あき津゛』さんの明太子を食べてみたいけど、どれを選べばいい?」という方が最初に購入するのにおすすめ!

「博多あき津゛」さんの特徴である、たらこの旨み、プチプチ感、天然出汁使用の漬けダレ、唐辛子の爽やかな辛味が楽しめる、一番人気の辛子明太子です。

おすすめの辛子明太子アレンジレシピは?

……と、実際に取材に伺うまでは、質問しようと考えていた私です。

でもみなさんお分かりかと思いますが、おすすめレシピは「白米」と!

アレンジするのがもったいなく思ってしまうくらい、おいしかったんです……!!

ご飯のお供専門家:長船クニヒコ氏も唸るおいしさ

今回の取材に同席してくださった「おかわりJAPAN」代表で、ご飯のお供専門家の長船クニヒコさんはこう仰っていました。

写真左:「おかわりJAPAN」代表 長船クニヒコさん

「添加物が沢山入った明太子を食べ慣れているので、初めて食べた時は『味が薄い?』と感じましたが、食べ進めていくうちに、たらこや出汁の旨みをとても感じるように。

加工食品と呼ぶのが失礼というか……『料理』と感じます

と、長船さん。

取材中も「博多あき津゛」さんの明太子を求め、お客様が直売所へ訪れていました。

そして、良い笑顔で帰り際に一言。

「ここの(明太子を)食べたらもう他のは食べきらんよ、また来るけん」

この何気ない一言が、何よりも「博多あき津゛」さんの明太子のおいしさを表しているなあと感じた取材陣なのでした。

「お客さんを見て商売すること」

「こんなに素材や作り方を追求してしまったら、あんまり儲からないよ」

と、笑顔で冗談を飛ばす安田代表。

“儲ける”ことを考えたら、もっと安価な原材料を使ったり、機械を使って作業を効率化したりしてもいいはず。

なぜ、こんなにこだわるのだろう?その疑問は、取材中のこんな言葉で解決しました。

「お客さんを見て商売しないとね。本当においしいものを食べて喜んでもらいたいから」

自分が心から美味しいと思うもの子どもや孫に食べさせたいものお客さんが喜んでくれるもの人に差し上げたいと思えるものが作りたい。

安田代表の辛子明太子作りへの情熱は、これらの純粋な想いが軸にあることに気がつきました。

人気の明太子メーカー「博多あき津゛」の辛子明太子をご自宅用・お土産手土産でぜひ!

「おいしい明太子を食べたい、差し上げたいけど、どれを選べば良いかわからない」と思っていた方へ。

一度「博多あき津゛」さんの辛子明太子を食べてみてください。

そのおいしさに驚き、「次は、あの人に差し上げたいな」と思うこと間違いなしです!

博多あき津゛の辛子明太子を購入できる場所

【実店舗】

★下記インフォメーションに記載の住所(直売所)でも購入が可能です。

★全国での催事、商品取扱店舗一覧は公式HPへ。

【オンラインショップ】

■「あき津」公式オンラインショップ>>

博多あき津゛|インフォメーション

住所:〒813-0013 福岡市東区香椎駅前3丁目19-10

TEL:092-672-6005(受付:09:00~17:00)

営業時間: 9:00~17:00

定休日:土・日・祝日


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