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2022-03-25

LIBROM(リブロム)福岡市中央区でクラフトサケに挑戦!フルーツ・ハーブのお酒


今日は頑張ったなと感じたとき。明日に向けて気持ちをリセットしたいとき。あなたが購入するプチ贅沢品やご褒美の品はなんですか?

「日常の中で、ちょっとだけ特別なことがしたい」

そんなときの相棒に今回ご紹介したいのが、「クラフトサケ」です。

職人のこだわりや想いが詰まったおしゃれで美味しいお酒が、あなたの日常に寄り添うひと品になりますように!

LIBROM CRAFT SAKE BREWERY(リブロム)

洋菓子のパッケージのようにお洒落なこちらがクラフトサケ。

福岡市中央区高砂にある「LIBROM CRAFT SAKE BREWERY(リブロム)」さんは、「日本酒文化をもっと身近に」をコンセプトに、これまで日本酒を手に取ったことがなかった方に向けて新たな『CRAFT SAKE / クラフトサケ』を醸造・提供しています。

一般的な日本酒との大きな違いは、副原材料。なんと、いちごなどのフレッシュフルーツや、レモンバーベナなどのハーブが使用されているんです。

「日本酒にいちご…?人工的な変な香りとかしませんか?」

と、多少失礼なことを質問しつつ、早速、2022年3月に新発売された「FRAGOLA」を試飲させていただきました。笑

飲んでみると「え!いちごそのもの!!」とびっくり!

最初はガツンと日本酒自体のおいしさ。そして、後味にフレッシュそのままのいちごの味がします……!珍しさや、デザインのかわいさだけでなく……文句なしにおいしい!

これまでに見たことも飲んだこともないような新たな日本酒「CRAFT SAKE(クラフトサケ)」。その魅力やこだわりをご紹介していきたいと思います♪

CRAFT SAKE(クラフトサケ)が生まれるまで

今回は「LIBROM CRAFT SAKE BREWERY(リブロム)」の代表:柳生 光人さんにお話しを伺いました。

イタリアで得た新たな目線。日本らしさとは?

子どもの頃、サッカー少年だったという柳生さんは、自身の遺跡好きも講じて、ヨーロッパの中でも特にイタリアを好んでいたそうです。

「イタリアで日本らしいことをしたらきっと面白い」と感じたそうです。

大学3年生のときには、就職活動をせず、単身イタリアへ。 ニュージーランドに留学していた経験もある柳生さんは、外国の方が「日本らしさとは何か?」と常に質問してくることにとても驚いたそう。

「外国の人って、自分の国の歴史や文化をとてもよく学んでいて、語れるんですよね。そして同じように聞いてくるんです。でも僕は答えられなかった。それから、日本の文化をすごく勉強しました」

自然と身に着いたのは、日本を客観的に見る目線。

「イタリアで日本酒蔵を作ろう」

じつはイタリアは米大国。

ですが当時イタリアには、お米が原材料である日本酒を作る酒蔵はひとつもありませんでした。これが柳生さんが「CRAFT SAKE(クラフトサケ)」を生みだすキッカケとなったのでした。

2つの修業期間。日本酒製造技術を夢中で習得した日々

イタリアでの日本酒造りの夢を叶えるため、修行先を探しだした柳生さん。日本中を調べ、たった1軒、イタリアのお米で日本酒を仕込んだことがある蔵を見つけました。

そこは、ご夫婦2人で営む小さな酒蔵。「4月から働かせてください」とお願いするも「うちは人を雇うような規模じゃないから」と一度は断られてしまいます。

1軒目の修行先「新谷酒造」の新谷義直さん(新谷酒造代表取締役社長)、新谷文子さん(杜氏)

しかし、その日の夜にかかってきた1本の電話……「若い人の夢を応援したいから、うちでよければ来るか?」修行先が決まった瞬間でした。

そうして山口県の「新谷酒造」さんで1年間の修業を積んだ柳生さんでしたが、あるときご夫人に呼び出されてこういわれたそうです。

「うちから飛び出して、もっと大きな世界を見てきて欲しい」

そこで「酒造りの神様」ともいわれる農口尚彦さんの技術継承のために設けられた「農口尚彦研究所」へと弟子入りします。

国内外問わず応募がある中で、全国で7名のみ採用という狭き門を潜り抜けた柳生さん。

「通常、修行には10年かかるのですが、僕は『3年で全てを覚えてやめます』と面接で言ったんです」

農口さんは、その熱意にこたえるように3年間の特別プログラムを組んで日本酒造りを教えてくださったそうです。

2軒目の修行先「農口尚彦研究所杜氏」の農口尚彦さん

コロナ禍をきっかけに開業・開店

「修行中にコロナ禍となったため、修行3年目の12月に故郷である福岡で酒造りをすると決意し、約1年間の準備期間を経て、2021年5月に店を開店しました」

現在、福岡市中央区高砂では、「 LIBROM CRAFT SAKE BREWERY(リブロム) 」の醸造所兼店舗が昼夜にオープンしています。こちらでは、日々酒作りが行われ、夜には料理長が作るお酒に合うおつまみと一緒に「CRAFT SAKE(クラフトサケ)」をその場で楽しむことも可能です。

店舗からはガラス越しに醸造所を見学できます

福岡の中心地である博多・天神に近い高砂エリアでは、新しいものを楽しむ若者たちも集まり、新たなお酒「CRAFT SAKE(クラフトサケ)」を日々楽しんでいるそう。

「故郷の福岡で、消費量が減っている日本酒を楽しんでもらえる新しいお酒作りをしていきたいです。ですが、イタリアで日本酒蔵を作る夢は諦めていませんので、いつか叶えます」

と、柳生さん。

柳生さん含め、醸造責任者である穴見 峻平さんや、料理長の西島 光輝さんなど、みなさん夢に燃える目をしていました。

この空間には、そんなみなさんの熱い気持ちや前向きな力が詰まっているので、無意識に引き寄せられていく夢追い人も多いのかもしれませんね!

CRAFT SAKE(クラフトサケ)のこだわり・魅力

「CRAFT SAKE(クラフトサケ)」が素晴らしいのは、柳生さんのストーリーだけではありません。製造ひとつひとつにこだわりが詰まっているんです!ご紹介します。

1,お酒作りは麹(こうじ)づくりから

2軒目の修行先である「農口尚彦研究所」では、“ 日本酒造りは麹づくりが命”と常々教わっていたそうです。

麹は日本酒造りの過程で、お米のデンプンをブドウ糖に変える役割を果たしており、麹の味が変わると、お酒の味もがらりと変わってしまうのだとか。麹を外から仕入れることも可能ですが、お酒の味や品質の安定に関わってきます。

だからこそ「 LIBROM CRAFT SAKE BREWERY(リブロム) 」では、なんと福岡市の中心部であるにも関わらず醸造所内に麹室を構え、麹から手づくりしています。

「規模が小さくなっても、麹だけは自分たちで作ろうと決めてました」

と、柳生さん。

店内にある麹室入り口

「酒造りの神様」ともいわれる農口尚彦さんの教えと技術がしっかり受け継がれているのを感じました。

2,副原料の素材の味や香りを活かした美味しさ

みなさんがご存知の日本酒と「CRAFT SAKE(クラフトサケ)」との一番の違いは、この“副原料”の存在。

旬のフルーツやハーブなどを日本酒に取り入れているんです!

例えば私たちが試飲した「FRAGOLA(フラゴラ)」は、同じく福岡県にある「うるう農園」さんが育てたあまおういちごをミキサーにかけ、丸ごと入れたフレッシュなお酒です。

「FRAGOLA(フラゴラ)」 / 2,500円(税込) / 500ml / 13度

他にも、レモンバーベナを使用した定番商品の「VERBENA(ベルべーヌ)」、

「VERBENA(ベルべーヌ)」 / 2,500円(税込) / 500ml / 11度

今春新発売されたラベンダーのお酒「Lavender(ラベンダー)」など。

「Lavender(ラベンダー)」/ 2,500円(税込) / 500ml / 12度

どの味も、これまで聞いたことがないようなオリジナルのお酒です。

もちろん、これら副原料もただ入れるだけでおいしくなるわけではありません。

仕込み過程で毎日試飲を行い、理想の味に近づけるためにフルーツの量を増やしたりなど、微調整を繰り返しているからこそのおいしさなんです。

「どんな味がするか想像がつかない!」という方は……ぜひ、店頭もしくはお取り寄せにて飲んでみてくださいね!(おいしかった~!)

3,飲みやすい

日本酒のアルコール度数は15~16度が一般的ですが、「CRAFT SAKE(クラフトサケ)」は11度前後のものが多く度数低め。飲みやすいため、普段は日本酒に挑戦できない方にもおすすめです。

また、フレッシュなフルーツやハーブの味が楽しめるため、日本酒の味に飲み慣れていない方、これまでは苦手だと思われていた方でも挑戦しやすいですよ。

4,おしゃれなデザインはギフトに最適

高級感のあるパッケージは、オシャレなものが好きな方へのギフトにピッタリです。

女性同士の贈り物や、お酒好きの男性などに贈っても喜ばれること間違いなしです。

店頭では絞りたてを楽しんで!

タイミングが合えば、店舗ではその日出来たばかりのお酒を楽しむことができます。

「その日搾ったお酒をすぐ飲めるようにと思って、醸造所の隣に店舗を作りました」と、柳生さん。

また「CRAFT SAKE(クラフトサケ)」シリーズは製造過程で火入れをしないため、時間が経つほど発酵が進みお酒の味が変化していくそうです。

少し時間をあけて、同じお酒をもう一度飲みに行くような楽しみ方もいいかもしれませんね。

日々の小さなご褒美に。友人へのギフトに

いかがでしたか?あなたもこの記事を読んで、魅力たっぷりの新たな日本酒「CRAFT SAKE(クラフトサケ)」を飲んでみたくなったはず!笑

今日は頑張ったなと感じたとき。明日に向けて気持ちをリセットしたいなと感じたとき。

自分へのご褒美として「LIBROM CRAFT SAKE BREWERY(リブロム)」の「CRAFT SAKE(クラフトサケ)」シリーズをぜひ飲んでみてください。

「日々の中でのちょっとだけ贅沢」が明日への元気をくれるはず!おいしいお酒で満たされて「また明日からも頑張ろう」と思えること間違いなしです。

LIBROM CRAFT SAKE BREWERY(リブロム)|CRAFT SAKE(クラフトサケ)が購入できる店舗

【福岡県】

・MELKED

  • 宮熊酒店(福岡県北九州市小倉北区須賀町14 – 5)
  • ビエラ小倉  (福岡県北九州市小倉北区浅野 1-1-1ビエラ小倉 3F)

・ひさや酒店(福岡県糟屋郡志免町別府1-21-6)

・倉重酒店(福岡県飯塚市伊川535-17)

・酒の中村園(福岡県北九州市小倉北重住3丁目8-18)

◆ほか、東北地方・関東地方でも購入いただける店舗があります。詳細は公式HPのこちらのページへ>>

【オンライン】

・「LIBROM CRAFT SAKE BREWERY(リブロム)」公式オンラインショップ

LIBROM CRAFT SAKE BREWERY(リブロム)|アクセス・営業時間などインフォメーション

住所: 〒810-0011 福岡県福岡市中央区高砂1丁目21番27号 ボンフル高砂103

TEL:092-753-9298

交通アクセス:

・電車でお越しの場合 … 渡辺通駅から徒歩5分。薬院駅から徒歩5分。

・バスでお越しの場合 … 渡辺通り2丁目のバス停から徒歩5分。

店舗営業時間:13:00~ 23:00 ※日曜日は軽いおつまみのみ

定休日: 月曜日

公式HP:https://librom.jp/


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