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2021-03-04

瑞穂菊酒造|福岡県飯塚市・地元農家と生み出す個性的で人気の地酒!


日本酒が好き!地酒が好き!なら…歴史ある「瑞穂菊酒造」のお酒がおすすめです♪

お酒が大好き、各地のおいしいお酒を探している…

そんな方には福岡県飯塚市の「瑞穂菊酒造」さんの「一鳥万宝(いっちょうまんぽう)」をはじめとする日本酒をおすすめします。

大将陣山と遠賀川の上流の穂波川に挟まれ旧長崎街道の商人の街として栄えた、筑豊地方の飯塚市天道。この自然に恵まれた場所にあるのが「瑞穂菊酒造」さんです。

お米を蒸している蒸気が工場の外まで漂っていました

地元のお米や素材を使った地酒作りをモットーとし、心を込めて日本酒を造られているんですよ。

今回は、「瑞穂菊酒造」さんの魅力と、純米吟醸酒「一鳥万宝」をはじめとする5種類の日本酒をご紹介します♪

瑞穂菊酒造|一鳥万宝(いっちょうまんぽう)

「瑞穂菊酒造」さんは、明治元年創業で、なんと約150年の歴史を誇る酒造。

そんな伝統ある酒造を代表する銘柄が「一鳥万宝」です。

日本酒はお酒造りに適した「酒米」を使用するのが一般的なのですが、「一鳥万宝」は無農薬栽培の「食用米」を使用しています。

実はこれ、アイガモ農法を行っている地元の農家・古野隆雄さんから「このお米でお酒を作れないか…」と相談されたことが始まりなんだとか。

アイガモ農法の様子

この出会いが「地域を大切にし、共に成長していく」という、「瑞穂菊酒造」さんの方向性を確立するきっかけにもなったそうなんです。

食用米を使った珍しい「一鳥万宝」。

「お米の個性はお酒の個性」と思わせてくれる味わいで、一度飲んだらその虜になってしまうかもしれません!

瑞穂菊酒造|小野山洋平さん

今回お話を聞いたのは、6代目社長の小野山洋平さん。

酒蔵には「杜氏」と呼ばれる、おいしい日本酒を造るための要となる人が必ずいるのですが、なんと小野山さんは会社代表と杜氏を兼任されているんです!

これは本当に珍しいこと。

元々酒蔵を継ぐと決めていた小野山さんですが、杜氏になる予定はなかったそう。

「地元に戻り働き始めて数年経った時、杜氏が辞めることになりました。後継者がいなくて…それなら自分がやろう!と決めたんですよ」と小野山さん。

そこから猛勉強をされ、今では「瑞穂菊酒造」さんになくてはならない杜氏さんです。

「今年は不作だ。そんな時こそ杜氏の頑張りで、おいしいお酒ができるんですよ!」と語る小野山さんからは、地元とお酒への愛が滲み出ていました。

今後は、地域の方たちとの取り組み、自社の個性は大切にしていきながら、オンラインを活用し地元以外や海外にも日本酒を広めていきたいとのこと。

「少人数のためできることは限られているかもしれませんが、おいしいお酒を造ることは貫きながらも、自分たちなりのやり方で、全国の方に味わっていただきたい」

と、仰っていました。

瑞穂菊酒造の日本酒がおいしい理由♪人気の銘柄もご紹介!

地域の素材を使った、正真正銘の地酒

地元のお米や素材を使うことを軸にし、日本酒造りをされている「瑞穂菊酒造」さん。農家さんと直接契約してお米を仕入れています。

実は農家さんと直接取引するのは、とても珍しいことなんです。

お米は自然物のため、どうしても年によって出来に差ができてしまいます。JAからお米を仕入れれば品質は一定になりますが「瑞穂菊酒造」さんは地元の農家さんとの繋がりを大切にしているため、それを行っていません。

毎年変わる素材の “幅” を受け入れ、それでも一定の品質以上の味を実現しているのが「瑞穂菊酒造」さんのすごいところだな!と感じました。

おいしいお酒が飲めるのは、地元の農家さんが毎年お米を育ててくれていること、

そして酒造のみなさんが、この違いを一定の味わいにしよう!と試行錯誤してくださっているからなんですよね!

確かに良く考えれば、お米などは自然物なので、毎年味に違いがあって当然ですよね…。

地域の方との交流を大切する「瑞穂菊酒造」さんだからこそ、正真正銘の「地酒」が作れるんだな、と感じました。

そして、じつは飲む側の私たちも、素材の違いにより、毎年お酒の味わいが違う事を楽しむ余裕を持つことが大切なのかもとも感じました。

「今年は少し辛口だね!」なんて言葉を交わせると通かも?新しいお酒の楽しみ方ですね!

多品種を少量で…

「瑞穂菊酒造」さんは、多品種のお酒を、少量ずつ作っているんですよ!

あたたかでこじんまりとした素敵な雰囲気は、これぞ地域に根付いた酒蔵。

味わいの違うたくさんの銘柄が楽しめるのは、お酒好きにとってはすごく嬉しいですよね♪

観光にもおすすめ!酒蔵見学もできます!

福岡県飯塚市に来た際におすすめなのが、「瑞穂菊酒造」さんの工場見学!

お酒の話を聞きながら、お酒が造る過程を見学できるので、日本酒が好きという方にはとってもおすすめです。

私たちがお伺いした日は、甘酒作りを見せていただきました!同じ場所・同じ樽を使い、日本酒を造る過程とほぼ同じ作り方をするんだそうです。

工場の横に直売所もありますので、見学が終わった後は試飲をしながらじっくりとお気に入りのお酒を選べるのも楽しいですね!

直売所では、お酒を作るときに出来る酒粕も販売しています。そのままあぶって食べたり、お味噌汁に入れたり、お菓子にしたりしてもおいしいんだそうです。

事前予約が必要ですので、飯塚市にお越しの際はぜひ予約して伺ってみてくださいね。

瑞穂菊酒造さんのおいしい日本酒をご紹介♪

□一鳥万宝(いっちょうまんぽう)

「瑞穂菊酒造」さんを代表する日本酒がこちらです。

食用の無農薬米で作った珍しいお酒で、とっても味わいがあります。

やわらかくて飲みやすいので、日本酒初心者の方にもおすすめ!

お料理を邪魔しないので食中酒にも。

熱燗から冷まで、いろいろな飲み方を楽しめます。

□純米大吟醸・運大吉(うおきち)

令和2年福岡国税局酒類鑑評会・吟醸酒の部で金賞を受賞した「運大吉(うおきち)」は、昔の屋号「魚吉」からつけられました。

福岡県糸島市のお米・山田錦を使用し、とってもフルーティーで優しい香りと深い味わいが魅力!大吟醸酒はお酒単体で楽しむことが多いですが、 「運大吉(うおきち)」 は食中に飲んでも◎

常温~冷で飲むのがおいしいですよ!

ギフトや手土産にもおすすめ♪

□八木山高原

福岡県飯塚市八木山の中で育てられた山田錦で作られた「八木山高原」。新しい幹線道路(八木山バイパス)ができ、通りの少なくなった旧道路沿いの田んぼを使用して酒米を育てている面白い取り組みから生まれた日本酒です。

毎年の生産数量が限られているのですが、発売するとすぐに売り切れてしまう大人気の日本酒なんですよ!

個性的なお味で、ぬる燗で飲むのがおすすめです。

□舎利蔵

地元産の酒米「五百万石」で作った純米吟醸酒は、令和2年福岡国税局酒類鑑評会・純米酒の部で金賞を受賞した名品。

食中酒として、ぬる燗でどうぞ♪

□Bon Déclic(ボンデクリック)

「飯塚市農産加工品ブランド化推進事業協議会」の開発商品第1号となった 「Bon Déclic(ボンデクリック)」。

パッケージのデザインも地元の方がされています。

まるでワインのようなおしゃれな見た目と、リンゴ酸の爽やかな酸味と甘さがうまく調和した甘口のお味は、女性や若い方でも手に取りやすいです。スイーツみたいに単体で楽しめる日本酒ですよ♪

頑張った自分へのご褒美にいかかですか♪

実際に試飲させていただきました!

この日、私はちゃっかり試飲させていただきました。笑 たくさんの種類がある日本酒は、どれも味わいが違って捨てがたく、自宅用のお酒を選ぶのに時間がかかってしまいました。笑 (購入した大吟醸・運大吉(うおきち)は、大切に飲んでます)

このおいしさと「瑞穂菊酒造」さんの地域との取り組みは、ぜひ福岡以外の方にも知っていただきたいです!

ぜひ、ギフトやプレゼント、手土産にも贈ってください♪

福岡の地酒を楽しみたいなら…「瑞穂菊酒造」さんの日本酒を

おいしい日本酒が飲みたい方…

福岡の地酒に興味がある方には、「瑞穂菊酒造」さんの「一鳥万宝」をはじめとする日本酒をぜひ飲んでみてください!

地元の素材や、地元の方とのつながりを大切にした、正真正銘の地酒。

日本酒のおいしさだけでなく、酒蔵のみなさんの暖かさも感じられると思います。

日本酒が大好きな方はもちろん、ギフトとしてもおすすめ♪

ぜひ観光として酒蔵見学にも行ってみてくださいね!

ご購入はこちら

瑞穂菊酒造オフィシャルショップ

「おてんとさまコム」

https://otento-sama.com/

【瑞穂菊酒造】インフォメーション

住所:〒820-0075 福岡県飯塚市天道375

TEL:0948-22-1050

営業時間:9:00~18:30(平日・土)

10:00~17:30(日祝)

休業日:不定休

アクセス

電車:JR.福北ゆたか線 天道駅下車 徒歩5分

車:福岡方面から:八木山バイパス経由で”堀池”交差点を左折。あとは、直進。車で5分。

北九州方面から:国道200号線からルミエールの交差点、”太郎丸”を左折。突き当たり(ローソン・信号なし)を右折車で2分。

久留米方面から:国道200号線を北九州方面へ。”瀬戸”交差点から右折後、1分。

田川方面から:烏尾トンネルを通って、”堀池”交差点で、左折。その後直進。車で5分。


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