toggle
2021-01-25

ゑびす酒造|木樽熟成焼酎“らんびき”朝倉・杷木で人気のおすすめ地酒!


焼酎・地酒が好きなら!福岡県朝倉市の伝統ある酒蔵「ゑびす酒造」の焼酎がおすすめ☆

福岡の地酒に興味がある。

おいしい焼酎を探している…!

そんな方には、「ゑびす酒造」さんの「らんびき 角」をはじめとするおいしい焼酎をおすすめします。

大分県との県境の筑後川と山々に囲まれた、福岡県朝倉市。

そんな自然美しく麦や米などの酒造りに欠かせない実りのある土地で、昔ながらの製法を守りながら作り続ける「ゑびす酒造」さんの焼酎は、木樽貯蔵しているのが特徴。

飲んだ後の余韻まで楽しめるおいしいお酒です。

今回は、おいしい焼酎が飲みたい方へ、「ゑびす酒造」さんの魅力と、

「らんびき 角」をはじめとする6種類の焼酎をご紹介します!

ゑびす酒造|らんびき角

「ゑびす酒造」さんは、明治18年創業の老舗酒蔵。

「らんびき」は、「ゑびす酒造」さんの銘柄で最も代表的な焼酎。

なかでも「らんびき 角」は、らんびきシリーズの中で一番歴史も長くお客様にも愛されていて、昔ながらの米麹仕込み麦焼酎です。

「麦焼酎なのに米を使っているんですか?」と質問してみたところ、実は米焼酎も麦焼酎も芋焼酎も、仕込みにはほとんど米を使うことが一般的なんだとか。あえて、仕込みの材料に麦や芋を使う焼酎もありますが、「らんびき」はスタンダードの米麹仕込み。

そして何より「ゑびす酒造」さんで特徴的なのは、木樽を使って貯蔵していること。

円熟した味と香りで、飲んだ後も余韻を感じられる心地いいお酒なんですよ。

この熟成した味わいは、一度飲んだらきっとその味の虜になってしまうはずです♪

ゑびす酒造|田中健太郎さん

今回お話を伺ったのは、えびす酒造の代表取締役:田中健太郎さんです。

昭和44年ごろに現在の「ゑびす酒造」に社名が変更された時からある代表的な「らんびき」や、「えびす蔵」シリーズなどが揃っています。

新しいことに挑戦することもありますが、リピーターの多い「らんびき・角」をはじめ、すでにある焼酎たちの美味しさと品質を絶対に落とさないということを、とても大事にしています。

昔からあるものをずっと守り続け安定した品質で作ることと、新しいものや、より美味しいものを作ることのバランスは、重要だけれど本当に難しいそうです。

田中さんは、先代の社長から「絶対に品質を落とすな」ということを強く教えられてきたそうです。小規模の焼酎蔵だからこそ、地域のお客様のことをとても大切にされていることが伝わってきました。

現在はお客様との交流や情報発信の場として、直売所もオープンしました。

焼酎の魅力を知ってもらいながら、新しいものも伝統のあるものも大切にしていきたいと、日々おいしい焼酎造りに励まれています。

ゑびす酒造の焼酎がおいしい理由!人気の銘柄もご紹介♪

「ゑびす酒造」さんの焼酎のおいしさの秘密は、昔ながらの製法を貫いていることにあります。

焼酎の作り方は主に三つの作業に分かれています。

1、お酒造りの基本となる工程の「発酵」で材料をつくり、

2、発酵させたものから「蒸留」を行うと原酒が生まれて、

3、「貯蔵」で味を整える。

それぞれの大きな役割は上記のようなイメージです。そしてこの3つのバランスによって味が変わってくるのだそう。

これらの3つの工程を詳しくご紹介しながら、ぜひ飲んでほしいおすすめの焼酎もご案内します♪

職人さんの腕が光る「発酵」

お酒造りの基本となり、原料を作り出す「発酵」の工程。最終的には、蒸留させるための“もろみ”にします。

蒸したお米に酵母菌を加え、麹(こうじ)を作り出し、蒸した麦を加えて糖化させると“もろみ”ができます。普段馴染みのない単語ばかりでちょっと難しいように感じますが、ここでの職人さんの役割は、菌が活発に動くための環境を作り出してあげること。発酵具合や見た目、香りなどから一番いい状態を見極めます。

これらは、長年の経験を積んだ職人さんだからこそできる、熟練した技なんですよ。

味に違いを出す「蒸留」

「蒸留」はもろみからアルコールと原料の風味を取り出し、原酒をつくりだす工程。

「蒸留」には「常圧蒸留」「減圧蒸留」の2つの方法があり、これによっても味に大きく変化が出てくるんです。

「常圧蒸留」は90℃に沸騰させて蒸発させる方法。

この方法で作ると、原料の味を強く感じられる、香ばしくて味わい深い焼酎が完成します。

対して、真空状態で行う「減圧蒸留」は、35度~40度の低い温度で沸騰し蒸発することで、フルーティな味わいに。

女性や、お酒初心者の方でも飲みやすい焼酎になります。

同じ「麦焼酎」でも大きく味が違うように感じたら、もしかしたら「蒸留」の方法によるものなのかもしれません。

ゑびす酒造最大の特徴である「樽貯蔵」

焼酎を寝かす「貯蔵」の工程。貯蔵の期間、方法によって同じ原酒でも随分風味が違ってきます。

「ゑびす酒造」さんの焼酎はここに最大の秘密があるんです!

それは「木樽」で貯蔵していること。

この木樽に使用されている、木の種類や貯蔵する年数によっても味わいに変化が出てくるんです!。

さらに木樽の使用年数によっても味への影響を感じているそう。

1番長く使っている樽は、なんと52年もの!

「ゑびす酒造」にやってくる前は、海外でラム酒を仕込んでいた樽なんだそうです。なんだかロマンを感じますね。

樽によって味の変化が出るのは、本当に「ゑびす酒造」さんならでは!

桜の木で作った樽などもあるそうで、木樽の違いを確かめるために全種類飲みたい!と思ってしまいますね!

人気の焼酎をご紹介♪

□らんびき角

「らんびき」シリーズの中でスタンダードな6年貯蔵のお酒です。

レトロでポップなパッケージは、発売当初から変わっていないそう。

「常圧蒸留」で作られ、樽貯蔵酒ならではの厚みのある味です。

ストレートで飲むのがおすすめですが、水やお湯で割っても崩れないバランスの良さが魅力。

気分に合わせて、いろいろな飲み方を楽しんでください♪

□けいこうとなるも

3年仕込みの麦焼酎。

麦の香ばしさを感じられるお酒で、クセがなくて飲みやすく毎日飲んでも飽きないのが特徴。

飲み方によって味の違いがあるので、夏はロック・冬はお湯割りなど、季節によって楽しんでください!

ちなみに田中さんも毎日飲んでいるという、おすすめの商品です。

□らんびき 15年限定古酒

なんと15年以上も貯蔵された、限定の古酒。

私も飲ませていただいたのですが、長年貯蔵してある焼酎は味のクセがあるのあと思いきや、予想に反してまろやかなのに香りはしっかり…とっても飲みやすかったです。

珍しいお酒に興味のある方には、ぜひ飲んでいただきたいです♪

―ゑびす蔵シリーズ-

左から古酒、芳云、粼

□古酒(こしゅ)ゑびす蔵

5年以上貯蔵した、原料由来の旨味を感じられる焼酎。

キリっとした飲み口で、ストレート・燗・ロックなどどんな飲み方でもおいしくいただけます。

福岡県酒類鑑評会で3度賞を受賞。

□芳云(ほううん)ゑびす蔵

麹つくりに3段階(3回麹)、100時間と手間暇をかけ、麦麹のみで仕込まれた焼酎。

九州産の二条大麦だけを使用し、麦の旨味・香りを存分に感じられるお酒です。

ストレートやロック、お湯割りで飲むのがおすすめです。

□粼(りん)ゑびす蔵

キレ良く澄み渡った、原料由来の風味を感じられるゑびす蔵シリーズの「粼」。

フルーティで飲みやすく、日本酒の味わいに近いお酒です。

旬のお料理などと一緒に、ゆっくり贅沢に召し上がってください。

和食によくあう日常古酒です。

実際に飲んだ方の感想♪

長年の製法を守り抜いている「ゑびす酒造」さんだけに、「これがいい!」「これじゃないとダメ!」というお客様がたくさんいらっしゃるそうです。

私たちも実際に試飲してみました♪

通の方だと、「桜の木樽のものじゃないと…!」なんて言う方もいるんだとか。

たくさんの方が「ゑびす酒造」さんの焼酎を求められるのは、職人さんたちが熟練した技術でおいしく仕上げてくださっている証拠ですね♪

福岡の伝統あるおいしい焼酎を飲みたいなら…「ゑびす酒造」さんの焼酎を

おいしい焼酎が飲みたい方…福岡の地酒に興味がある方には、飲んだ後まで余韻が楽しめる「ゑびす酒造」さんの焼酎をぜひ飲んでみてください。

昔ながら伝統的な製法を守り、木樽貯蔵でたくさんの味わいに出会える「ゑびす酒造」さん。

お酒が大好きな方やこれから焼酎を始めてみたい方はもちろん、福岡のめずらしいお土産としてもおすすめです♪

ご購入はこちら

直売店~ALEMBIC~

住所:〒838-1506福岡県朝倉市杷木林田680-3

TEL:0946-62-1791

営業時間:10:00~18:00

休業日:毎週水曜、第3日曜、夏季、年始

販売店

福岡市内の百貨店 

※取り扱いのない商品もございます。予めご了承ください。

・岩田屋 福岡本店

・博多阪急

その他の販売店舗はゑびす酒造公式HPから

【ゑびす酒造】インフォメーション

ゑびす酒造株式会社

住所:〒838-1506福岡県朝倉市杷木林田680-3

TEL:0946-62-0102

FAX:0946-62-2702

営業時間:8:30~17:00

休業日:4月~11月の土曜、日曜、祝祭日

12月~3月の日曜、夏季、年末年始


関連記事